手ぬるい資格マニアの存在理由

ストレート合格実績70%の筆者が、資格などを解説します。

暗黙知を得点化する2次攻略法

診断士2次攻略法 中小企業診断士2次試験の攻略法は、大きく分けて2つになります。 ①経営理論を習得し、問題文中の与件を当てはめ分析し、演繹的に助言を回答する方法 ②中小企業の現場から事例を多数収集し、そこから得られる現場知を集約し、与件と比較し…

診断士2次の暗黙知

2次はベクトルが変わる 診断士の1次試験と2次試験は試験の性質が180度異なります。 なので、1次と同じ対策を取っていては合格は見えて来ないと思います。 知識をバランスよく蓄えて混合し、ある程度の応用が出来れば、1次試験は通過できるはずです。 この…

合格率30.2%の意味するもの

今年は簡単だったようです 令和元年の診断士1次合格発表がありました。 無事通過された方は、先ずはおめでとうございます。 今年の合格率は30.2%だそうで、筆者が受験した昨年が23.5%ですから、今年は簡単だったと言えると思います。 4,400名超もの合格者数…

一人はみんなのために

一人はみんなのために 診断士2次に協同組合が出題されたら、考慮しなければならないポイントがあります。 組合は商売敵であっても共同のメリットを追求できる仕組みだということです。 解答の前提として、この意味において差別化とか優勝劣敗の競争原理を排…

診断士先生方の試験ブログ評

大先輩先生方のブログ 昨年診断士の受験準備に着手して、にほんブログ村を中心に試験情報を収集してきました。 以来2年ほど各種ブログも読ませていただきました。 以前受験者団体と資格業者のブログ評をさせていただきましたが、今回は診断士先生分野です。…

受験者団体が資格業者へ変質?

コンテンツ販売か 筆者も評価していた一発合格道場様でしたが、ユーチューブ動画の販売を告知されたようです。 同道場は、初学者・独学・一発合格の診断士の人たちが、そのノウハウをブログで提供してきたはずです。 献身的で崇高な発想は消えてしまったので…

多年度者と同じ轍は踏まない

過去問が新鮮 この記事は中小企業診断士2次の初回受験者向けに作成しています。 2次試験への対応力向上のためには、初見でどう対処できるかにかかっています。 初回受験者なら、過去問は何年分やっても初見なので新鮮です。 過去問の一回目に如何に自分の…

記述の基本ルール

助言の前提 診断士2次の問題文に書かれていなくても、尊重すべきルールがあります。 法令に反することを助長してはならないというもので、事例IからⅣ共通です。 大儲け出来ても法令違反の助言は、中小企業診断士として出来ません。 筆者が合格後に参加した…

八二の法則

パレートの法則 はちに(80:20)と言えば、診断士2次受験者ならご存知のパレートの法則です。 例えば、2割の優良顧客から8割の売上が発生するというものです。 これは、色々応用が効きます。 サラリーマンの業績の8割は2割の業務に依拠しているなどと考えると…

ふぞろいより面白い物語が始まる

ふぞろい不要論 同期合格者のTochiro様が昨年の事例Ⅰで89点という偉業を達成されました。 ご本人の了解を取っていないので内容は示せませんが、鏤められたキーワードが宝石のような答案です。 お手数ですが、タキプロから探してください。 ここまで高得点…

業者ブログには真理が無くてあたりまえ

ご商売ですから 資格業者さんのブログには、肝心なノウハウは書かれていないと思ったほうが良いです。 受験者は、この時期業者にあまり惑わされないように注意すべきです。 資格業者は有効なコンテンツは、当然有料としています。 無料ブログで公開したら、…

与件は5色に塗り分けよう

問いは五つ 中小企業診断士2次記述の事例Ⅰ~Ⅲの一つ当たりの設問数は最大5つです。 (平成30年の場合) 与件は長文で、必要な情報はあちらこちらに存在することがあります。 そこで、設問ごとの混乱と取りこぼしを防ぐ工夫が必要です。 このためには設問…

養成も良いが2次で勝負を

資格マニアの信条 筆者は長年資格マニアを続けてきました。 その掟として、 ①過去問解説書とテキストを除き、他者から勉強上の助力を受けないこと ②他人から、資格取得の金銭上の助力を受けないこと ③必ず試験で勝負し、講習や養成課程を使わないこと として…

シンポタ?

まとめサイト? 中小企業診断士のまとめポータルサイトが立ち上げられたようです。 略称シンポタだそうですが、現在Googleで検索すると慶応病院の「心タンポナーデ」がヒットします。 あえてリンクは表示しません。 お断りしておきました 実は拙ブログもお誘…

大まかに見通しを立てよう【診断士2次】

現在の手持ちスキルを棚卸 診断士2次への戦略を立てるにあたって、出題分野の概要を把握する必要があります。 主に事例Ⅰが人事・組織論、事例Ⅱが商業、事例Ⅲが工業、事例Ⅳが財務です。 次に、ご自身の2次知識がどの程度あるのか棚卸をしてみることが有効で…

因果性ブロックを準備しよう【2次対策】

まず論証ブロックとは 法律系資格の論述試験対策で必要なものは論証ブロックなどと呼ばれるものです。 ビジネス実務法務検定1級(筆者未取得)などの法律系の論述では、「~について論ぜよ。」だけの出題で、解答をしなくてはなりません。 事前の準備として…

業者たちは長期化を目指す

診断士になる前に 資格業者のビジネスモデルを診断してみましょう。 業者と講師と受講者の関係は図の通りです。 講師は資格業者と契約しているので、直接受講者に義務を負っていません。 受講者も万一試験に不合格となったとして、講師に文句を言うわけには…

初見問題に対処する方法【診断士2次】

本試験は初見 中小企業診断士2次の過去問に着手する際、注意すべきことがあります。 最初から参考書等のアシストを貰ってはいけないことです。 本試験では当然、初見問題に取り組むことになります。 ですから過去問の一回目は、事前のバイアスなしで取り組…

にほんブログ村の1次合格者は6割

ブログ村で合格者多数 筆者は、にほんブログ村の中小企業診断士カテゴリーに参加しています。 他の投稿者の方で記事から判断して今年の1次受験者は上位50位に11名いらっしゃいます。 (本記事投稿時現在。OUT順) ↓こちらをクリックしてご覧ください。 …

2次対策を開始しよう

1次合格見込みの方 診断士1次の自己採点で合格見込みの方、おめでとうございます。 診断士は2次が山場です。 公式解答で合格見込みとなったら、すぐに2次対策を始めてください。 残念ながら長期化している方は、来年に向けて筆者推奨の7科目受験を準備す…

診断士1次後の夏祭り

試験後の楽しみ 1次を受験された方、1日目おつかれさまでした。 試験後の楽しみと言ったら、答え合わせの一喜一憂ですね。 まだ2日目がありますから、一般的に答え合わせは明日にした方が良いです。 しかし、今日の結果を認識・分析し、明日でバランスを…

葡萄の美酒 夜光の杯

葡萄美酒夜光杯 本日と明日、中小企業診断士1次を受験される方、お疲れ様です。 あしたの夜には、1次打ち上げの美酒を飲んでください。 飲まんと欲すれば琵琶馬上に催す 飲もうとしたら、もの悲し気な音楽が戦場にいることを思い出させます。 酔うて沙場に臥…

受かる気になれば合格率5割

1次は半分受かると思えばよい 昨年の中小企業診断士1次の合格率は、受験者に対し23.5%でした。 以前にも記事にしましたが、雑駁に診断士1次受験者の半分は複数年計画か準備不足とみられます。 分母の半分が今年の合格を諦めているとすれば、実質の合格率は…

幸之助かゲイツか

PC選び 筆者は令和元年3月に中小企業診断士の実務補習15日間コースを受講し、修了しました。 受講前に必要だったのが、ノートPCでした。 それまで、iPad mini+ガラケーの生活でしたのでノートPCを購入する必要が生じました。 移動先で使用する前提から、…

テキストが巨大ファイルペーパー

申し遅れましたが ファイルペーパーは作成する必要はありません。 過去記事でもっと強調しておくべきでしたが、書き漏らしていました。 試験開始直前に最後の詰め込みをすることは、1〜2問拾う事が出来るので絶対すべきです。 しかし、自分でペーパーを作成…

診断士1次試験当日の向き合い方

一発合格を前提に 診断士1次試験が目前となりました。 心ひとつで今年の診断士試験の結果が大きく変わります。 必ず1次も2次も今年通る前提で行動しましょう。 ①1次7科目は当然全科目合格するつもりで受ける ②難化した科目も40点以上で踏みとどまる ③…

不合格リスクを負わない資格ブログなんて

ブログ記事で気休め ジメジメした気候が続きますが、診断士1次試験が目前ですね。 受験者の方は準備で一杯でしょうが、気休めにブログを読むのも直前期に対処する有効な手段です。 昨年の筆者も試験の準備を進めつつ、今年合格しそうな方の優良ブログを選択…

フルスロットルの滑走でテイクオフ

離陸へ 中小企業診断士1次試験まで10日余りとなりました。 これからは、試験日に向けて加速度をつけていく時期です。 既に滑走路上でエンジン全開のはずです。 試験開始時点の速度が、最終的に合格ラインを突破させてくれます。 7科目のバランスを忘れな…

資格試験当日の合法的なドーピング

思い出せないを緩和 筆者は長年資格取得をしてきました。 若い頃と比べ、40代半ばごろから試験当日に支障を感じるようになってきたことがあります。 記憶が取り出せないことが散発することです。 憶えていないことは諦めもつくのですが、記憶の沼に沈んだ…

中小企業診断士試験で多年度化を回避する方法

多年度生とは 中小企業診断士の受験者には、多年度生という呼び方が存在します。 他の高難易度の資格では比較的聞かない言われ方です。 筆者の勝手な想像ですが、理由は以下の二つだと思われます。 ①診断士は社会人の受験が圧倒的なので、仕事の傍ら勉強する…