パレートの法則
はちに(80:20)と言えば、診断士2次受験者ならご存知のパレートの法則です。
例えば、2割の優良顧客から8割の売上が発生するというものです。
これは、色々応用が効きます。
サラリーマンの業績の8割は2割の業務に依拠しているなどと考えると、妙に納得してしまいます。
1次を通れば合格率2割
診断士試験全体の合格率は4%程度ですが、1次を通過した方は既に合格率20%に上昇しています。
しかも1次がそうであったように、今年の合格を諦めて複数年計画の受験者も相当数いると推定されます。
つまり、実質の合格率はもっと高いと見て良いと思います。
諦めず、必要な準備をすれば壁は破れます。
法則を適用
法則を2次に適用してみます。
2割の2次合格者が、合格に必要な努力の8割を実施していることになります。
不合格者も努力はすると思いますが、空振りが多いことを示していると思います。
大勢の受験者と同じ参考書を揃え、マスプロな資格業者に時間を投入することからは、合格は見えて来ないと思います。
①過去問に初見で取り組むこと②自分の頭で考えること③解答例と自分の答案を比べより良いスタイルを見いだすこと④自分の解答パターンを固めることに注力しましょう。
合格されるであろう2割の方のご健闘をお祈りします。