自分を除いて分析
拙ブログでは平成30年の診断士試験終了後から、どのような人が合格し、どのような人が不合格になったか分析を進めてきました。
その際客観性を保つため、筆者自身は分析から除いてあります。
合格者はおもに同期合格者に取材し、不合格者は同僚や知人を観察しました。
その結果をいくつかの過去記事で取り上げましたので、整理して解説します。
不合格者のまとめ
1次不合格の方で一番の要因は、全般的な勉強不足とみられます。
特に勉強範囲が広げられないことに要因があります。
2次不合格者は、要因が異なります。
2次記述を乗り切るには、与件の表面には明記されない物語を根幹に据える必要があります。
これを筆者は経営事例と呼んだり因果性ブロックと言ったりしてきました。
正解のない試験を正解させるためには裏ストーリーに従い、与件を使用して、問題文の制約下で解答することが必要です。
これを体得しておかないと、何をどの方向で書くべきか解らない設問があります。
合格者まとめ
一方合格者は、筆者の目から見るとみんな超優秀に見えます。
学歴も職歴もすばらしい方が目につきます。
攻略法と努力と継続で突破された方は、どちらかというと少数に思えてきます。
拙ブログで主張しているノウハウは、全部は当てはまらないかもしれません。
勉強法は人それぞれのようです。
異口同音に聞こえてきたのは、診断士の勉強を始めたら楽しくなってきたということです。
確かに診断士は実業に近く、面白い知識と実践例が学べます。
知識上の楽しみを持てることが共通項のようです。
続きます。