試験会場に到達する時間
1次2次を問わず、診断士試験で実力を発揮し最後の数点の差をつける方法があります。
それは、試験会場のそばに居住することです。
地方出身で転勤族の筆者は、地方に在住して(例えば)東京の試験会場まで出てくる大変さを知っています。
新幹線等に乗車する時間もさることながら、ホテルに宿泊せねばならないこともあります。
本試験の当日、試験会場に到着するまでの時間とコスト負担で既に差がついています。
よほど出張慣れされている方を除き、実力発揮を困難にする要素です。
職場より近い試験場
筆者の受験年は運よく東京都内に居住していました。
毎日の通勤時間は1時間超ですが、1次試験の会場は1時間程度で到着できました。
2次記述式の会場はさらに10分近く、口述式はさらに短時間でした。
理想を言えば、2次試験が実施される7都市の会場の近くに居住すると合格率が高まります。
遠隔地であれば一大旅行となるところを、毎日の通勤よりゆっくり自宅を出発でき心の余裕が持てます。
選べるときは考慮
誰もが自由に居所を選べるわけではありません。
もし診断士受験を目指す場合や資格を沢山取ろうとする場合で、居所を選ぶチャンスがあれば、是非考慮すべき要素です。
東京都内で診断士合格者の集まりに出席し、見聞きする範囲では、地方在住の方は実際少数と言ってよいと思います。
現在地方在住の方は絶望されるかも知れませんが、独学をする限り試験準備は都市部と遜色ありません。
勉強量でカバーしていただくしかありません。
都市部在住の方は幸運と思って、都市部で独学し、最後はメリットを発揮されるようお祈りします。