予備校の有効率を推定
中小企業診断士の合格率は4%です。(筆者合格年の場合)
この内、予備校に通ったおかげで、もともと不合格レベルの受験者が合格レベルに転化した割合を推計してみました。
あくまで筆者の感触ですが、平成30年同期合格者の4分の3は資格予備校や通信講座を使用していたようです。
受験者全体に占める割合は3%と推計できます。
予備校の講義まで出席していた割合は同期合格者中4分の2程度と思われます。
受験者中の割合は2%と置きます。
更に予備校利用者中、予備校に行かなくても受かったとしか思えない方が雑駁ですが、約半分おられます。
ここまでの推計で受験者中の割合は1%です。
予備校は99%無効
この推計から言えるのは、予備校に通って不合格者が合格者になることは99%ないと言えます。
下表のとおり、予備校を使っても使わなくても合格できる人の割合は3%です。
業者を使っても使わなくても不合格の人の割合は96%です。
推計に誤差はあっても、結果が5倍までブレることはありません。
したがって、予備校に通ったことにより合格者となる確率(=有効率)は1%程度と考えるべきです。