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平成30年診断士事例Ⅰ ひとり反省会

答案再現不可能 
筆者は平成30年10月21日に中小企業診断士2次を受験し、結果待ちです。(※)
出題された4事例のうちⅠについて、解答概要と感想をまとめました。
 
診断士2次後には「再現答案」を作成するのが常道のようです。
ところが、筆者は解答を思い出せず再現は困難です。
80分では解答欄を埋めるのが精一杯で、書き写す時間はなかったし、今から再現できる頭脳も持ち合わせていません。
そのような解答速度や頭脳が筆者にあれば、こんなに苦労はしていないはずです。
なので以下の解答は骨子のみとしています。
 
※その後記述式に合格し、これは合格答案となりました。
評点は73点でした。
完全再現が出来ず、申し訳ありません。
事例I 第1問 
ニッチ市場をターゲットにしている理由を問う問題でした。(100字)
問題文中の「競争戦略の視点から」と言われても、解答パターンは何も思い浮かびませんでした。
そこで普通に、自社技術→新製品→ニッチ市場なら差別化容易→小規模市場だから複数参入可能→多少失敗しても大丈夫と解答しました。
情報通信業の例でしたので、筆者保有電気通信主任技術者の知識でひとひねり加えようと考えましたが、その余地はありませんでした。
 
第2問(設問1) 
創業以来BtoCをしなかった理由を問われました。(100字)
人員構成から考えよと問題文に指示がありました。
技術の急発展→消費者ニーズ収集では対応不可→技術者集団→まだ市場に無い製品開発と解答しました。
資格大手のO社の解答速報は、「大手の下請だったから」とのこと。
ごもっともですが、それを言ってはお終いという感じもします。
 
第2問(設問2)
製品検収スポット売上型事業と再生品メンテ手数料事業の違いを問う問題でした。(100字)
これは、高額だが一回切りの売上と低額だが継続的な売上の違いと解答しました。
他の相違点は見つかりませんでした。
 
第3問 
実施した組織改編の目的はなんだったか。(100字)
これは、答え方がよくわかりませんでした。
専門知識別組織を技術者均等配分体制へ→①技術情報の共有化→②生産委託先との情報調整円滑化→③社内の情報共有化とシナジー効果→新製品開発と解答しました。
こう書いてみて、論理が破綻していることに気がつきました。
今更仕方ありません。
資格業者のK◯Cは、事業承継を入れ込んだ解答例を当日会場出口で配布しましたが、それは不要なのではと思われます。
 
第4問 
技術者社員のやる気を出す方法を、金銭および現物支給以外で助言。(100字)
あるだけの知識を投入しました。
①技術提案制度②社内公募制③カンパニー制④研究休暇制度⑤研究機関への留学制度等を書き連ねました。
採点基準が不明のため、これで得点できるのかは採点者に委ねる以外ありません。
 
感想 
業者の解答速報を2~3見ましたが、筆者の解答とはかなり異なっていました。
業者によって異なる問題もありましたが、そのどれとも近くありません。
これは外してしまったかもしれません。
結果発表を待ちたいと思います。
 

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