手ぬるい資格マニアの存在理由

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平成30年診断士事例Ⅱ ひとり反省会

事例Ⅱ 
筆者は平成30年10月21日に中小企業診断士2次を受験し、結果待ちです。(※)
出題された4事例のうちⅡについて、解答概要と感想をまとめました。
 
今年の事例Ⅱについては、資格業者たちが「傾向が変わった」「過去に無い程の難問」などとネット上で叫んでいます。
余程都合が悪いことがあったのでしょう。
筆者は、なにぶん初受験のため、何も感じませんでした。
 
事例は、温泉なし・大浴場なしの小規模旅館でした。
事業領域としては厳しめな企業です。
事例Ⅰに引き続き、筆者に答案を再現する記憶力は無いので、解答は骨子のみ表示します。
 
※その後記述式に合格し、これは合格答案となりました。
評点は66点でした。
完全再現が出来ず、申し訳ありません。
第1問 3C 
3C分析せよ。(150字)
いきなり3Cと言われてもダイヤモンドの等級(4C)以外思い当たる節はありませんでした。
筆者購入のテキスト「全知識」「全ノウハウ」に載ってなかった気がします。
しかし、問題文に顧客・競合・自社と明記してくれていたので、これに従ってまとめました。
顧客→名作家の固定客あるが、インバウンド取込み不足
競合→駅前ビシネスホテルと路線バス20分の差、観光資源の中心に立地
自社→逗留芸術家の美術品を配置、夕食なし・大浴場なし・設備老朽化
としました。
仕事や執筆で訪れる宿泊客=ビジネス客=名作家の固定客と短絡していたようです。
また、駅前ビシネスを競合と断言したところなどが、資格業者の解答例と違っています。
 
第2問 HP 
新規ターゲット層を決め、ホームページに追加掲載すべき自社情報を述べよ。(100字)
顧客層→X市で増加しているインバウンド客
掲載情報→①コケ庭園②逗留芸術家を支援してきた③芸術品の展示④観光資源の中央に立地
としました。
英語ができる社員の存在は加えませんでした。
 
第3問 おもてなし 
ネットの好意的コメント誘発の為、従業員がどんなおもてなしをすべきか。(100字)
筆者が過去に経営者向け講演会で聞いたことがある①さき味(宿泊前)②なか味(宿泊中)③後味(宿泊後)という視点で切り分けてみました。
①従業員SNSによる日常の情報発信とコメント応答②観光プランを聞き、近隣ミニツアーを実施③メールアンケート送付による意見聴取と返信など双方向の交流
としました。
K◯Cの解答例と似てしまいました。
心配です。
 
第4問 夜 
ライトアップや夜祭の活気を宿泊需要へ取り込む施策を述べよ。(100字)
インバウンドが年20万人、国内観光客が480万人のため、大都市からの日帰り客に焦点を絞りました。
大都市圏日帰り客→ライトアップと夜祭アピール→夜間回遊による足止め→宿泊需要喚起としました。
具体性が不足している気がしますが、時間がありませんでした。
業者解答例にバス運行とありましたが、バスの調達は不採算なのではと思います。
 
感想 
答案は再現できず、公式模範解答も公表されないので、どこまで行っても自己採点は困難です。
一つ言えるのは、筆者の使用テキスト「全知・全ノウ」に頼っても解答出来なかったことです。
だからといって歯が立たない訳ではありませんでした。
但し、合格点に達しているかは、わかりません。
 

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