手ぬるい資格マニアの存在理由

ストレート合格実績70%の筆者が、資格などを解説します。

測量士補試験攻略法

測量士補攻略法 
筆者は、平成30年5月に測量士補を受験し、合格しました。
合格の為の試験攻略法を公開させていただきます。
 
受験を検討される方のご参考になれば幸いです。
 
筆者の攻略目的 
筆者に測量実務に就くつもりは余り無く、土地家屋調査士の科目免除目的でした。
但し、測量士補に合格した現在でも具体的に調査士を受験する予定はありません。
その内に検討したいと思っています。
 
使用テキスト 
筆者の使用テキストは、オーム社の本にしました。
書店には数種類の本が並んでいます。
読み比べて感覚に合う本を選べば良いと思います。
オーム社の本は練習問題が過去問から選ばれており、一通り解くと過去問1回目相当となります。
 
一読後、測量士補は簡単だという印象を持ちました。
筆者は昨年電験三種を取得しましたが、文系出身ということもあり、電気数学やベクトル図は地獄の苦しさでした。
ところが、測量士補三角関数は素直で身体に優しいです。
こんなことならもっと早く受験すべきでした。
 
衛星測位も出題されます。
筆者は第一級陸上無線技術士という資格を所持しています。
この手の問題を解く為にはオーバースペックですが、資格試験のコツは別の強力な資格の知識を使って目の前の問題をやっつけることです。
 
高校の地理で習った知識が地図問題で使えます。
高校で習ったことは一生ものです。
卒業から40年経って、有り難みがわかります。
 
測量士補で大変なのは、筆算で持続して計算をしなければならないことです。
筆者は、計算が仕事のようなもので、電卓ですが20分ぐらいの連続計算をすることもあります。。
但し、これを筆算でやるには注意力と精神力が必要でした。
 
測量士補が簡単と言っても、過半を占める知識問題は、テキストで勉強しないとわかりません。
筆者は満遍なく一回読み、過去問で不明点が発生したら、テキストを読み返すようにしました。
 
過去問対策 
ネットの過去問サイトで過去問をこなしました。
測量士補は28問出題され、18問以上で合格です。
つまり65%以上(端数切り上げ)の正答が必要です。
筆者の経験上、試験直前の過去問正答率が合格基準+10ポイントあれば合格可能です。
測量士補の場合は75%あれば良いことになります。
 
筆者は過去問3年分を実施し、最終的な正答率は78%でした。
サイトを使えば、過去問集は無くてかまわないと思います。
 
試験当日の様子など 
別途ブログに書きましたので、よろしければご覧ください。
 
ところで今夏の西日本豪雨被害は甚大でした。
特にハザードマップが注目されたように思います。
ハザードマップの通りに被害が発生した地区もあるようです。
ハザードマップ測量士補試験での頻出事項です。
測量士補の知識を得ることで、人命の保全の第一歩になり得ると筆者は感じました。
 
※攻略法のまとめ
電験三種、一陸技など理系資格を取得しておくこと。
・高校の地理の知識を活用すること。
・テキストは自分の気に入ったものを選ぶこと。
・過去問はネット利用で十分。
・過去問は3年分以上実施し、正答率75%以上を確保すること。
・手計算での持続力を付けておくこと。
 
 
資格のテンプレート 
筆者設定の難易度    CCCランク(簡単だが、少し曲者)
同種資格の位置付    測量士>測量士補
筆者取得回の合格率 33.6%
合格基準                65%
筆者の得点             75%(自己採点)
合格までの受験回数 1回
勉強期間                 1ヵ月
使用テキスト数        1冊
使用過去問集数        0冊(ネットを使用)
試験日の曜日           日曜日
解答形式                 マークシート方式

にほんブログ村 資格ブログへ
にほんブログ村