手ぬるい資格マニアの存在理由

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応用情報技術者試験攻略法

AP攻略法 
筆者は、平成30年春期の応用情報技術者(AP)を受験し、合格しました。
合格の為の試験攻略法を公開させていただきます。
 
APの受験を検討される方のご参考になれば幸いです。
 
IPAに身体を馴染ませる 
筆者は試験実施機関のIPAの資格は、ITパスポート(IT)、情報セキュリティマネジメント(SG)、基本情報技術者(FE)と取得して来ました。
難易度が4段階に区分されており、ITはレベル1、SGとFEはレベル2となっており、今回筆者はレベル3に到達した事になります。
どの試験実施機関にも言えますが、IPAの出題の仕方に独特の色彩があり、順番に試験を受けて、IPAに心身を慣らす事が得点力向上に有効だと思います。
 
文系出身者は文系選択を 
APについては、平成27年秋に「文系出身者呼び込み策」が取られ、午後試験の出題形式が修正されました。
現在の午後試験は以下のうち5問を解答する形式です。
①情報セキュリティ          (理系)(全員必須)
②経営戦略                      (文系)
③プログラミング           (理系)
④システムアーキテクチャ(理系)
⑤ネットワーク              (理系)
⑥データベース               (理系)
⑦組込みシステム開発      (理系)
⑧情報システム開発         (理系)
⑨プロジェクトマネジメント(文系)
サービスマネジメント      (文系)
⑪システム監査                  (文系)
①は必須で②⑨⑩⑪の5問を選ぶと文系問題のみで済みます。
制度改正前は、④から⑧の理系問題から1問以上答えなければなりませんでした。
これは、筆者のような「文系出身者でプログラミングができない者も合格させてやるぞ」と言われているようなものです。
筆者の午後試験は文系選択をするように予め決めて置きました。
 
使用テキスト 
筆者の使用テキストは、大滝みや子氏著のポケット攻略本にしました。
サイズが小ぶりな上に記載内容がコンパクトにまとまっています。
午前午後を通じてこの本で十分と思います。
筆者は数年前に購入してありましたが、今年三訂版が出たようです。
筆者は旧版で試験に臨みました。
 
 
午前対策 
テキストをひと通り読んだら、AP試験ドットコム様のサイトで過去問をこなしました。
このサイトは大変良くできており、過去問が2000問以上掲載されています。
筆者は全体の20%を実施して試験日を迎えました。
このサイトを使えば、過去問集は不要だと思います。
 
筆者が取得済みの別資格の知識も役に立ちました。
具体的には、日商簿記2級・第一級陸上無線技術士電気通信主任技術者(伝送交換)です。
 
時事問題も出題されます。
あまり宣伝したくは無いのですが、日経新聞を毎日読むのが有効でした。
 
午後対策 
筆者のような文系出身者も必須の情報セキュリティは避けて通れません。
情報セキュリティ対策として、SG受験で使用した左門至峰氏の「セマネ本」を読み返して置きました。
 
この本には有益な午後対策が書かれていました。
午後は問題文が長文です。
特に文系選択をした場合は問題文を全て頭に入れるのが一苦労です。
この本から得たヒントは、問題文を最初から読み、穴埋めやアンダーラインが出てきたら、設問に飛び解答するという方法です。
穴埋め部分まで問題を読めば、殆どの場合解答可能です。
筆者はこの方法で解答を効率化出来ました。
 
過去問はIPAのホームページからダウンロードして、3年分を実施しました。
 
当日の試験問題など 
別途ブログに書きましたので、よろしければご覧ください。
 
※攻略法のまとめ
・IT、SG、FEを取得し、IPAに心身を馴染ませること。
・文系出身者は文系選択を行うこと。
・テキストはポケット攻略本とセマネ本が良い。
・午前対策としてAP試験ドットコムを2割以上回すこと。
日商簿記、一陸技電通主任を取得しておくこと。
日経新聞を毎日読むこと。
・午後の過去問は3年以上対策すること。
・長文問題は全部読まずに都度解答するのがコツ。
 
資格のテンプレート 
筆者設定の難易度    Aランク(難関)
同種資格の位置付    高度試験各種>AP>FE>SG>IT
筆者取得回の合格率 22.7%
合格基準                午前60点    午後60点
筆者の得点             午前72.5点  午後63点 
合格までの受験回数 1回
勉強期間                 3ヵ月
使用テキスト数        2冊
使用過去問集数        0冊(ネットを使用)
試験日の曜日           日曜日
解答形式                 午前マークシート、午後記述式

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