手ぬるい資格マニアの存在理由

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平成30年春の応用情報技術者試験ひとり反省会

筆者は、平成30年4月15日に応用情報技術者(AP)を受験してきました。
出題された問題と感想をかいつまんで記載させて頂きます。
午前問題と感想 
APの午前は80問の4択式です。
合格基準は60%です。
◯Xは自己採点結果です。
筆者の知る限り、過去問の焼き直しが26問あり、うち25問が自己採点◯でした。
全体80問に対し3割は過去問で取れたと思われます。
筆者は過去問対策が十分ではなかったので、過去問比率はもっと高いかも知れません。
以下は、過去問以外の目新しいものを採り上げます。
 
問1 AIのディープラーニング問題。いきなり時事問題でした。日経新聞の記事で「神経回路を模倣」とあった事を思い出し◯。
問12 USB3.0問題 全二重通信だとは知りませんでした。X
問16 サーバ故障率問題でした。筆者は電気通信主任技術者を保持しており、その知識で◯。
問20 RFID問題。筆者は第一級陸上無線技術士を保持しており落とせません◯。
問23 分周器問題。これも同上です。◯
問24 Webのわかりやすさ問題。常識で判断して◯。
問25 3次元グラフィックス問題。勘で◯。
問26 データベース問題。筆者はデータベースが不得意です。X
問30 ビッグデータのNoSQL。何の事か見当もつきません。X
問32 欧州電気通信標準化機構のNFV。さっぱりX。
問48 ニコニコカレンダー問題。ニコニコカレンダーに惑わされました。IPAの余興でしょうか。◯
問51以降はマネジメント分野です。JIS、PDCAサイクル、内部監査など、社会常識で概ね正解出来ました。
問61以降は経営戦略分野です。BCPやEMSを知っていれば難なく正解出来ます。
問68 デルファイ法問題。まさか午後問題でも出題されるとは、この時知リません。もう出る事はないだろうと解答直後に記憶から消去しました。午後に地獄が訪れます。◯
問71 「超スマート社会」問題。消去法で◯。
問74 OC曲線問題。グラフから読み取りました。◯
問75 ディシジョンツリー問題。発生確率のみ注目し直感で◯。
問76 除却損問題。簿記です。◯
問80 仮想通貨問題。日経読んでいればわかる話でした。日経ヨクヨムバカニナル。◯
筆者の自己採点合計は、58問正解[72%]でした。
午後問題と感想 
午後試験は、問1が必須問題で問2以降は4問選択の記述式です。
各問の配点は20点で、100点満点中合格基準は60%です。
 
問1 情報セキュリティ問題
筆者は、ドライブバイダウンロードという攻撃方法が初耳でしたから、当然失点しました。
マルウェア感染の有無調査方法の問に対して、「社内で誰も騒いでないから、いいじゃん。」みたいな解答をしてしまいました。
採点基準は公表されません。
資格の大原の解答速報での筆者自己採点は13点でした。
 
問2 経営戦略問題を選択
マーケティング分野の知識を問うものでした。
ポジショニングマップの穴埋めで、答えの方向性はわかりますが、IPAが正解とする用語が何か判りません。問題文中から近いものを選びましたが、解答速報とは異なりました。
解答欄の文字数が多いほど、迷いも多くなります。
ポイント合算のシステム化の問に対し、概ね正しく書けましたが、得点出来るかわかりません。
筆者の自己採点結果13点~15点でした。
 
問9 プロジェクトマネジメント問題を選択
文系出身の筆者は、プログラミングやネットワーク分野は回避します。
デルファイ法が再来しましたが、どうしても思い出せませんでした。
精神的打撃も大きく、自己採点6点~11点。
 
マネジメントとは言え、内容は筆者得意分野の電源問題でした。
電験三種第二種電気工事士の知識が生かせると一瞬思ったのは誤りでした。
電源系統を「複線化」するとの答えが解っていても「冗長構成」と書かないと得点にならないようです。
他にもコンティンジェンシープランと書くべきところを、ビジネスコンティンジェンシープランとしてしまったり、散々でした。
自己採点6点~8点。
合格は遠退いたかも知れません。
 
問11 システム監査を選択
試験疲れで思考力が低下し、問題文中の「課題管理表を作成」する事を読み落としていました。
それ以外は概ね解答出来たと思います。
自己採点15点。
 
合否線上のアリア 
午後の自己採点合計53点~62点。
筆者は他資格同様APも合否線上をさまよう結果となりました。
6月20日に予定されるIPAの合格発表を待つしかない状況です。

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