手ぬるい資格マニアの存在理由

ストレート合格実績70%の筆者が、資格を解説します。

電験三種 合格発表前ひとり出張

電験三種発表まで5日
筆者が電験三種の受験を決断したのは、50歳の時でした。
筆者の人生は折り返し点を過ぎ、資格取得を続ける時間は少なくなっています。
そんな中、電験三種の科目合格を重ねて3年が過ぎています。
筆者にとっては貴重な時間を費やしてここまで来ました。
試験の最終結果が出るのは、10/20です。
 
なぜ電験三種を受験したのだろう
筆者が電験を受験した動機は、たまたま仕事関連で太陽光発電プロジェクトがあったからです。
それまで弱電資格を中心に取得して来たのですが、電力関連の知識もあった方がいいと軽い気持ちで決めてしまいました。
筆者は文系出身で電気の専門教育を受けた事がなく、仕事も電気と無関係です。
受験してみて電験三種の難易度は並大抵ではないことを思い知りました。
なぜこんな難易度の資格に取り組んでしまったものかと後悔したこともありました。
 
それでも風車は回る
先日筆者は出張で九州方面に行ってきました。
今夏の豪雨で鉄橋が流されてしまい、鉄道は不通でした。
車で筆者の目的地へ向かったのですが、道中には被災の跡が見られました。
筆者が列車の通っていない駅に着くと、遠い山頂には大きな風力発電用風車が回っていました。
将来化石燃料が無くなり自動車が動かず、鉄道も途絶したとしても、風車は発電を続けるのでしょう。
電験を受験した筆者には風車が以前と違って発電機そのものに見えました。
また、風力は自然からの恵みであると共に、発電は人類の自然へのささやかな抵抗のように感じられました。
 
筆者にとって電験三種は、自分への抵抗だったのかも知れません。
 

にほんブログ村 資格ブログへ
にほんブログ村