平成29年9月3日に筆者は電験三種の機械科目を受験してきました。
出題された内容や感想を簡単にまとめました。
解法や解説は筆者には手に余りますので、専門誌に譲らせていただきます。
と言うより、そのような実力が筆者にあればこんなに苦労はしていないはずです。
機械科目問題および受験感想
問1 界磁に永久磁石を用いた小型直流電動機=マブチモーターですね。
筆者は直流機にヤマを張っていましたので、当たりでした。自己採点○。
問2 直流機を用いた自動車の制御が出ました=プリウスですね。
これもヤマが当たりました。自己採点○。
問3 誘導機の基本公式1:S:1-Sが知識問題として出題されました。
計算問題で出てくれた方が筆者は良かったのですが。一抹の不安がよぎります。
自己採点○。
問4 同期発電機を2台並行運転する知識問題でした。
明らかに誤りと判る選択肢があり、筆者の出だしは絶好調でした。
自己採点○。
問5 同期発電機の計算問題。
絶対落としてはいけない基本問題であることは一見してわかりました。
百分率同期インピーダンスの公式を覚えていませんでした。
知っている公式からの導出も出来ず、途中で解答を放棄しました。
いたずらに時間をロスし、精神的に打撃をうけました。自己採点×。
問6 電動機の性質に関する基本問題でした。
後から見たら簡単だったのですが、前問で動揺していたので誤りました。
自己採点×。
問7 変圧器の△-Y接続の知識問題でした。
試験日直前にS○Tの無料動画を見たら、この説明があり、拾いました。
筆者は業者に頼らないのが信条ですが、無料なら別です。
自己採点○。
問8 変圧器の基本的計算問題。これもなぜかできませんでした。
何か一つ要素を漏らしたようです。
筆者はかなり悲壮感を感じ始めていました。
自己採点×。
問9 筆者が比較的得意なコンデンサーでした。
しかし「誘電正接」だけ意味がわからず、5択→2択まで絞りましたが敗北。
自己採点×。
問10パワーMOSFETに自己消弧能力があったとは不覚でした。
勉強不足の一言です。自己採点×。
問11ダイオードブリッジを用いた電源問題でした。
筆者は性質が素直なダイオードが好きです。
やっと自信を持って答えられる問題が出てきました。自己採点○。
問12目新しい送風機問題でした。
筆者使用のテキスト「完全マスター電験三種受験テキスト」に書かれていたので迷いませんでした。
完マスよ、ありがとう。自己採点○。
問13電子レンジ問題でした。過去問知識の変型で対応できました。
連続自信あり問題で、合格に望みを繋ぎます。自己採点○。
問14ビット演算問題でした。
筆者は基本情報技術者試験で鍛えた分野でした。
これはB問題で出題して欲しかったのですが、これはマズイことになりました。
自己採点○。
問15B問題突入。誘導機問題。
既に残り時間が30分しかなくなっており、焦りが出ました。
この状況では筆者に正解は望めません。
a,bとも自己採点×。
問16aパワエレにしては、ひねくれ度が少ない問題でした。
自己採点○。
b問題文中の式に素直に代入して解答しました。
自己採点○。
筆者はこの段階で、合否の別れ道に立ったと思いました。
残り時間で最後の選択問題に期待を掛けました。
鬼門のひとつに完敗
筆者の作戦は、問18で出題される情報処理問題を選択し得点すると言うものでした。
ところが今年は問18でアルゴリズムが出ました。
勢い問17を選択するしかありません。
ところが、問17は一昨年の機械科目で失点しトラウマになっている照明問題でした。
小問aは2択まで絞りましたが、敗北。
小問bは計算はしましたが、時間切れとなりました。自己採点×。
まとめ
自己採点合計55点。
神よ悪魔よ。
毛むくじゃらなペット達よ。
もはや筆者は、10/20の結果発表まで祈り続けるしかありません。