手ぬるい資格マニアの存在理由

ストレート合格実績70%の筆者が、資格などを解説します。

50歳過ぎて資格取得する意味なんてあるの?

ありまぁす(笑)。


昨年の基本情報技術者秋期試験は、平成27年10月18日に行われました。
筆者も受験し、幸い一回で合格出来ました。

当日来場した受験者の大半は、20歳代と見受けられ、
筆者は自分の子供のような年頃の若者たちと机を並べて
問題に取り組むこととなりました。

筆者と同時に合格した彼らが得る資格のメリットは、
筆者の受けるそれより永く大きいと思われます。

加えて、筆者の現在勤務する部署は、情報処理と無関係です。


しかしながら、資格取得の意味はあると思っています。

1.自己鍛練
   勤務しながらの資格試験の勉強は、誰しも時間が取れず大変です。
   増してや50歳を過ぎると記憶力や視力に衰えも感じてきます。
   まるで大型船舶を軽トラのエンジンで推進するような重さを
   感じるのです。
   しかし、エンジンを回し続けることができれば、確実に船は
   すすみます。
   要は、継続出来るか。モチベーションを維持できるかを問われる
   わけです。

2.自律の証明
    少なくとも、受験を申請し、受験料を支払い、試験日に試験場に
    行き、問題に解答しなければ、資格は取得できません。
    万難を排して、これらを自律的に出来た証明にはなります。

3.若い方より大きい努力
   基本情報技術者試験の場合、20歳代の合格率は概ね30%前後でした。
   これに対し50歳代は10%から19%でした。
   (データがなく、平成28年春期試験の実績)
   この10Pから20Pの差を筆者は埋めないと合格出来なかったことに
    なります。
    若い方以上の努力をする事が必要となります。

4.資格は取ること自体に意味がある
   何であれ資格を取得すれば、物の見え方が変わります。
   例えば、筆者は第一級陸上無線技術士の資格を取得しましたが、
   東京タワーの見え方が以前と変わりました。
   明日からの仕事や人生も、紙一重ですが異なったものになる気がします。
   進歩かどうかはわかりませんが、資格は取れば自分が多少変化することに
   違いありません。
 
 
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