事業再生系資格難易度ランキング

昨今金融業界で注目が集まっている事業再生系資格難易度ランキングを作成しました。
筆者保有資格は斜体としてあります。
 
SSランク(超難関の上位)

公認会計士

弁護士

税理士

Sランク(超難関の下位)
AAAランク(難関の上位)
AAランク(難関の中位) 
MBA(国内基準)
事業再生士
Aランク(難関の下位) 

事業再生士補

BBBランク(普通上位)
Bランク(普通下位)
銀行業務検定2級(法務・財務・証券・外為・税務)
事業再生アドバイザー
CCCランク(簡単上位)

金融業務3級事業性評価コース

CCランク(簡単中位)
銀行業務検定3級(財務・証券)他
 
 
 
事業再生資格につき解説します。
難易度が超難関寄りと普通〜簡単の二極化しています。
この理由として、知識をつけるレベルの資格は簡単だが、事業再生の実践においては高難易度資格が無いとお話しにならない為と思われます。
青息吐息の企業から報酬を抜いた上で事業を再生させるのですから、それなりな国家資格が必要なのでしょう。
 
事業再生の(利益の)源泉は単純で、債務免除であると思われます。
弁済が免除されれば、その資金を公認会計士や弁護士への報酬に振り向けることができます。
会社の債権者としては、債権カットに応じる負担に耐えきれず、カットに応じられないケースも目立って来ました。
 
この為、債務免除以外の利益、すなわち事業収益の改善を図る道が求められています。
事業の人事組織面、製造面、販売面、財務面の改善が再生の王道であるべきだと思います。
さもないと、手数料目的のM&A業者により安易にスポンサーに事業譲渡され、現預金が抜かれ、企業が抜け殻となって捨てられる問題が生じてしまいます。
 
今年度から金融庁の指針が変更となり、金融機関に事業再生支援が求められています。
まずは、基礎知識を固めるところから始めるしか無いようです。
徐々に高嶺を目指しましょう。
 



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