当時はイチケンさんのYouTube動画もなく参考に出来るものがありませんでした。
電験三種受験の最強テキスト「完マス」ですが、誘導機の作り方は載っていません。
そこで完マスの構造図を参考に、あり合わせの部材を集めて考えました。
2.誘導機の種類
完マス46ページに誘導機の種類が載っています。
まず、三相機と単相機がありますが、先日製作した「本格かまど炊き電源」が単相の為、単相機とします。
電験三種受験の最強テキスト「完マス」ですが、誘導機の作り方は載っていません。
そこで完マスの構造図を参考に、あり合わせの部材を集めて考えました。
2.誘導機の種類
完マス46ページに誘導機の種類が載っています。
まず、三相機と単相機がありますが、先日製作した「本格かまど炊き電源」が単相の為、単相機とします。
そもそも回転磁界が無いので、無謀でした。
完マスによるとコイルは主巻線の他に始動巻線が必要とされていますが、始動巻線は省略しました。
回転子は、巻線型を作成する技量はないので、かご形とし、缶コーヒーのアルミ缶を使用しました。
3.軸受の加工
缶コーヒーのキャップにアルニコ磁石を瞬間接着剤で付け、センマイ通しの先端で懸架します。
完マスによるとコイルは主巻線の他に始動巻線が必要とされていますが、始動巻線は省略しました。
回転子は、巻線型を作成する技量はないので、かご形とし、缶コーヒーのアルミ缶を使用しました。
3.軸受の加工
缶コーヒーのキャップにアルニコ磁石を瞬間接着剤で付け、センマイ通しの先端で懸架します。
4.固定子の製作
ホームセンターでビスと建築金具を調達し、廃家電のトロイダルトランスから流用したエナメル線を巻きます。
5.組立
これらを適宜のケースに取り付けます。
電動機とは似ても似つかぬ回り燈籠のようなものが組み上がりました。
6.始動そして…
電源を直入れすると、ゆっくりと回転を始めました。
誘導電動実験機「バリスタ無糖」の完成です。
「すべり」のようなものを体感しながら30秒ほどで回転が安定し、動画も撮ろうとしたところ異変です。
電源から少量の煙が発生。
トランスの定格2次電圧は12Vのところ、実測電圧が0.5Vしかありません。
トランスは手で触れられる限界位まで発熱しています。
トランスのワニスが溶け、けむりが出たようです。
変圧器の容量を節約したためか、明らかに過負荷です。
電源の供給を止め、運転は30秒で中止しました。
電源の上蓋を開け放熱しました。
IH炊飯ジャーのケースを流用したので、保温が得意の為、放熱に時間がかかりました。
7.まとめ
誘導機は構造は簡単ですが、電源に余力が必要なようです。
また、始動巻線が無いのに何故始動したのかよくわかりません。
この試作により、誘導機がなんとなくわかりはじめました。
アルミ缶を磁力で回転させ、原理的には新幹線も走らせることが出来る高出力を得られる実感が湧きました。
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