手ぬるい資格マニアの存在理由

ストレート合格実績70%の筆者が、資格を解説します。

3海通は資格の醍醐味だ

3海通は資格マニアの醍醐味
3海通とは第三級海上無線通信士の略称です。
筆者は第一級陸上無線技術士(一陸技)と航空無線通信士(航空通)の資格を所持しており、海上無線通信士を取得できれば陸海空を制覇することができます。
(但しモールス通信とハイレベルアマチュア無線は除く)
しかも一陸技所持により海上無線通信士の無線工学科目は全免除となり、三海通の法規・英語・電気通信術を合格すれば一海通の同じ3科目も免除となります。
つまり、三海通受験で一海通取得が可能となります。
資格マニアとしては、一度はやってみたい裏技でした。
 
タイタニックの教訓が無線資格を発展させた
タイタニック号の無線通信士は、沈没するまでSOSを打電し続けたそうですが、受信側の体制は不十分でした。
これを機に無線通信の条約や無線従事者制度が発展してきました。
現在では、遭難通信はモールス符号を使わない方式が整備されています。
筆者は海上無線が業務用無線の原点だと思っています。
 
船舶運航に必要
3海通の本旨は、船舶の安全運航に直結する無線通信の資格です。
筆者のような船舶免許を持たず、3海通及び1海通の無線従事者免許のみ所持している事は、運航に携わる現場の方には申し訳ないような気もします。
出来ることがあるとすれば、これから受験される方に体験談と攻略法を伝え、無線の普及を図る事です。