手ぬるい資格マニアの存在理由

ストレート合格実績70%の筆者が、資格などを解説します。

口述試験へのヒント【直前編】

最大の不安に対する答え

明日中小企業診断士の口述を受験される方、頑張ってください。

最大の不安は、「わからない質問をされたら、どう返せばよいか」であろうと思われます。

その対策を筆者が実体験からまとめました。

多少のご参考になれば幸いです。

対策

①与件文を読み込んでおき、材料を探すこと

与件文の全体を読んで頭に入れておくことが前提です。

解らない質問でも与件文から、材料を持ってきて、適当な答えにつなげます。

材料を何にするかですが、予め事例を物語化して頭にインプットしておき、一部を回答として取り出すことにすれば、とりあえず質問に答えられます。

事例Ⅰならば、A社長の入社→叩き上げ→代取就任→安定→メンテ事業→失敗→人員カット→試験乾燥→隆盛となるとおもわれます。

それぞれの場面でなぜそうなったかを思い描いておけば万全です。

 

②与件文で対応できない場合

与件では不足する場合には、他の企業の物語か、自分の職業体験を加味して補います。

与件文+下町ロケット→これだけでもかなりカバーできます。

お好みにより、プロジェクトXカンブリア宮殿WBSなどを加えてください。

与件文+自分の職業体験の事例→受験者のご職業によりますが、ご自身の職業については試験官より詳しいはずです。

自信をもって適当なストーリーを語りましょう。

 

③不足なら業種特性

業種特性から回答を考えると、無から有が出せると思います。

事例Ⅰ 利権業種

事例Ⅱ 1週間しか持たない小面積入れ墨業

事例Ⅲ 系列とモデルチェンジ・カンバン対応

事例  中抜きされる業種

 

④弱肉強食か協調協業か

中小企業が生き残るためには、ライバルを営業力で圧倒するか、集団となって防衛するかに道が分かれます。

どちらかの視点に立てば、回答が出てくることがあります。

 

⑤資金繰はすべて

事業を継続するには資金繰です。

ほとんどの質問は資金繰影響の観点から、何か言えるはずです。

資金繰り対策をとると答えましょう。

 

昨年合格率99.9%

筆者が受験した昨年の不合格者は1名でした。

当日東京地区で受験者1名が集合時間になっても所定の場所に現れず、試験官が探していました。

不合格はその方だったと思われます。

つまり、出席した方の合格率は100%でした。

資格業者が自己都合で不安を煽っていますが、影響されてはなりません。

記述を通った方は、もはや業者と絶縁して大丈夫です。

遅刻をせず、試験官の問いに話を返すことが全てです。

 

にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村

f:id:tegowai_shikaku:20191110160130j:plain