手ぬるい資格マニアの存在理由

ストレート合格実績70%の筆者が、資格などを解説します。

診断士2次対策業者の合格率

中小企業診断士2次対策専門業者 
中小企業診断士試験では、予備校やスクールが花盛りです。
中には2次対策専門を謳う業者があります。
2次合格率50%を表明しているものもあります。
今回は2次対策業者の言う合格率について検証してみました。
 
合格率検証 
診断士試験の合格率は概ね1次20%2次20%で全体で4%です。
2次試験合格実績50%というのは、一見高い印象です。
しかし、合格率は分母の人数で大きく変動します。
平成30年にストレート合格した筆者ひとりの合格率は、2次100%です。
 
筆者は、にほんブログ村の診断士カテゴリーに参加しています。
そのブログ上位50位以内の2次受験公表者7名を調べたところ、合格率は42.8%でした。
専業業者を使ってもあまり変わらないことがわかります。
 
さらに2次専業と言うからには、1次合格率は一般レベルと見なすことができます。
つまり、トータルの合格率は1次20%×2次50%=10%と考えておけば良いと考えられます。
10%というのは、一人に換算すれば10年掛けて合格した場合の確率です。
何度も言いますが、筆者の合格率は1次2次を通して100%です。
1年で取れるものを10年掛ける意味はありません。
 
大手予備校が受講者を多数集めれば、実績は1次20%2次20%に収斂すると推定しています。
結局は、母集団の規模が異なる合格率の比較は意味を持たないと思った方が良いです。
 
診断士合格に必要なもの 
診断士試験に合格するために最も必要なことは、多くの情報から真実と虚偽を取捨選択する事だと思います。
特に2次記述式に臨む為には、正しい知識だけを効率よくインプットしておく必要があります。
これを外すと虚構の数字や情報に振り回され、時間を浪費し、いつまで経っても合格は難しいと思います。
判断力を養う事が診断士試験の一番のポイントだと筆者は考えます。
 

にほんブログ村 資格ブログへ
にほんブログ村