手ぬるい資格マニアの存在理由

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私の中小企業診断士試験攻略法(1次2次全体戦略)

診断士攻略法 
筆者は平成30年中小企業診断士試験を初受験し、合格しました。
筆者の診断士試験全体戦略を公開します。
診断士受験を検討される方のご参考になれば幸いです。
 
なお、1次2次個別の攻略法は別途記事にしてあります。
よろしければご覧ください。
 
資格業者不要 
筆者は完全独学で診断士に合格しました。
予備校や通信講座に1円の支払いもしていません。
金銭的に最もコストパフォーマンスが良好です。
 
勉強会やサークルとも係わっていません。
模試も受けていません。
今まで取得した資格はすべて独学でやってきました。
勉強会に参加して模試を1回受けるなら、そのコストと時間で独学し、別資格を1個取得したほうがベターだと思います。
 
拙ブログの目的のひとつは、独学でどこまで取得できるか試すことにあります。
少なくとも診断士は、独学で突破できることを証明できました。
なので、資格業者は不要と言えます。
 
最難関資格 
独学で取得できたとは言え、筆者の中では最難関資格でした。
診断士の難易度を上げている要因は、試験が1次2次と別れているうえに対策の方向性が全く異なる為だと思います。
 
①1次試験対策
経済学・財務会計・経営理論・運営管理・経営法務・情報システム・中小政策と7科目あるので、範囲が広大です。
広く浅い対策となりがちですが、毎年どれかの科目が難化し、深い知識がないと通過できません。
このため、別資格を取得することにより、所々に深い井戸を掘っておくことが必要です。
別資格を取ればとるほど診断士1次は合格しやすくなります。
詳細は別記事をご覧下さい。
 
②2次記述対策
模範解答が公表されない記述ですので、正解を何とするか決められない方が多いのではないでしょうか。
出題4問中、事例Ⅳ(財務)の前半部分を除き、過去問分析から正解は判明しません。
他の合格者や資格業者の指摘は少ないですが、筆者は「優良企業の経営手法」が解答すべき内容だと推定し試験に臨みました。
事前に解答すべき経営手法を収集しておき、本番ではそれをベースに解答しました。
本来なら、問題文→分析→対策と記述すべきかも知れません。
筆者は、問題文→経営手法→キーワード付加という手順を踏みました。
これを知っているのと知らないのとでは、大きな差だと思います。
これも詳細は別記事をご覧ください。
 
③口述対策
これは、記述に受かってから考えれば十分です。
筆者は①を自己啓発の資格マニアとして実施し、②を仕事の中で(仕事マニアとして)鍛えてきました。
①に6年②に30年掛けています。
ただし、年数についてはもっと早く気づけば短縮できたと思います。
今回の診断士の合格率は30代の方に比べ、筆者のような50代は約半分でした。
これから取得される方は、筆者より早く受験されることをお勧めします。
 
※全体的攻略法のまとめ
・独学が合格への最短距離であること。
・予備校・通信講座・模試・勉強会・サークルは無駄が多い。
・1次対策は資格マニア、2次対策は仕事マニアとなること。
・2次記述式は何が正解となるか自分で見定めること。
・30代までに受験するほうが良い。
・口述対策は当面不要。
 
資格のテンプレート 
筆者設定の難易度    AAAランク
同種資格の位置付    中小企業診断士>中小企業組合士
筆者取得回の合格率 1次23.5%×2次記述18.8%×2次口述99.9%=4.4%
合格基準                各合計で6割以上。但し4割未満の科目がないこと
筆者の得点             1次平均61点、2次記述平均62点、口述不明
合格までの受験回数 1回
勉強期間      7か月
使用テキスト数       1次7冊、2次2冊
使用過去問集数       7冊
試験日の曜日          1次土曜日と日曜日、2次日曜日
解答形式                1次マークシート、2次記述式・口述式
 

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