手ぬるい資格マニアの存在理由

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診断士2次受験してきました

診断士2次記述式試験受験 
筆者は今日、中小企業診断士2次記述式を受験してきました。
会場の様子や試験問題の感想を報告させていただきます。
 
会場は東京理科大神楽坂校舎でした。
 
大学の構内では、「幸運を呼ぶ気がする」象の像が出迎えてくれました。
筆者の試験室は60名の定員でしたが、欠席者は1名で驚く出席率でした。
女性は1名で男率も高いです。
特記すべきは年齢層の高さです。
筆者と同世代の50歳前後が中心で、経験上最も平均年齢が高い試験でした。
1次試験も高かったですが、更に選抜されたオヤジ揃いといったところです。
 
自己採点できないし、したくない 
記述式試験は久しぶりの上、80分×4問の長時間に及び消耗しました。
会場出口で資格業者のK◯Cが事例Iの模範解答を配布していました。
自分の解答と記憶の範囲で比べたら、かなりの相違があり、目の前がブラックアウトです。
今年の1次試験の解答速報が間違っていたK◯Cとは言え、ここまで違うと自己採点をしたくなくなります。
しかも自分の答えを写し取る時間などありませんでしたから、自己採点は出来ないこととします。
肉体的にも精神的にもヘトヘトで、回復に日数を要しそうです。
 
事例I(組織・人事) 
社長の事業承継まで、類推が及びませんでした。
1970年代創業ですから、社長もいい歳ですよね。
当然気付くべきでしたが。
1事例目から挫折した感があります。
 
事例II(マーケティング) 
競合はないと見るべきなのでしょうか。
だとしたら、大幅に誤りました。
大浴場のない日本旅館なんて訳ありみたいでしたが。
余計なことを考えていると失点しますね。
 
事例Ⅲ(生産・技術) 
一般に薄利多売と思われる射出成形業の事例でした。
問題文を素直に読むと、すごい付加価値が付いていて、問題は楽しく解けました。
先入観は捨てないといけないようです。
但し、簡単に感じたのは、単に論点を見落としているからかも知れません。
 
事例Ⅳ(財務・会計) 
WACC(加重平均資本コスト)が出題されました。
筆者は過去問演習が不十分で、やられてしまいました。
最近日経新聞でWACCを特集していました。
突っ込んで鍛錬すべきでした。
 
また、営業所1箇所開設後を計算したら、驚異の高収益になってしまいましたが、訂正する時間はありませんでした。
これは、足切りを覚悟せねばなりません。
 
「幸運の象」さん、あと一年勉強せねばなりませんか。
 

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