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ビジネス実務法務検定2級攻略法

ビジ法2級とは
筆者は2011年12月実施のビジネス実務法務検定2級を受験し合格しました。
筆者のビジ法2級攻略法を公開します。
受験を検討されている方のご参考になれば幸いです。
 
ビジネス実務法務検定とは、東京商工会議所が主催する公的資格です。
国家資格ではないのですが、商工会議所が実施しているので民間資格とは一線を画すと筆者は考えます。
1級から3級の三段階がありますが、2級までは受験資格に制限がありません。
ちなみに1級は2級に合格していることが条件となっています。
 
筆者の受験動機と試験の難易度
筆者の勤務先で推奨していることと、将来1級を受験したかったのが筆者の受験動機です。
会社勤務の方なら知っておいて損はない法律知識が学べます。
2級の難易度はやや簡単です。
5択のマークシート方式ですので、論述式の1級とは格段の差があります。
筆者もそうですが法学部出身者ならば簡単と言って良いと思います。
但し、ビジネスで発生する取引先との紛争が主体ですので、民商法、会社法はもちろん倒産法、労災保険、海外との商取引にかかる法など範囲は広くなっています。
法律が初学の方ならば、3級から受験するのも手です。
3級は難易度が大変簡単なうえに法令の範囲が売買や賃貸など最も身近な分野に限られているからです。
 
参考書及び勉強法
公式テキストと公式問題集があれば十分です。
法律初学者で2級から受ける方は、3級の公式テキストも購入し読んでおく方が良いと思います。
テキストを一読し、過去問をこなしていきます。
過去問で不明な点はテキストに戻って確認します。
 
本番の試験ではテキストの範囲からの出題が9割程度はある印象です。
取引先との紛争で現実に起きそうな、詐害行為や民事再生、海外との訴訟などが出題されました。
蛇足ですが、従業員と勤務先との紛争については出題は無い様です。
試験主催機関の会員が雇用主である事を勘案すると当然とも思えます。
 
試験は7割以上の得点で合格です。
試験日前日段階で過去問正答率が8割以上になるよう対策します。
 
筆者の受験結果
筆者は47歳で受験し、得点は100点満点中93点でした。
筆者はその後業務が法務に関わる部門に異動しました。
現在1級取得を目指して準備中です。
2級までならば、サラリーマン全員に役立つ知識と言って良いと筆者は思います。
 
受験される方のご健闘をお祈りします。
 
※攻略法のまとめ
・法律の初学者は3級から受験すること。
・公式テキストと公式問題集を購入すること。
民法の基本書を持っていない方は、3級の公式テキストも購入すること。
・過去問の不明点はテキストに戻って確認すること。
・過去問の正答率を記録し、試験前日に8割以上となるよう進めること。
・従業員と雇用主との法律関係は出題されないので対策から除くと効率的。
 
 
資格のテンプレート 
筆者設定の難易度    Bランク(普通)
同種資格の位置付    ビジ法1級>ビジ法2級>ビジ法3級
筆者取得回の合格率 43.3%
合格基準                70%
筆者の得点             93%
合格までの受験回数 1回
勉強期間                4ヵ月
使用テキスト数       1冊
使用過去問集数       1冊
試験日の曜日          日曜日
解答形式                マークシート方式
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