手ぬるい資格マニアの存在理由

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資格は取れば取るほど取りやすくなる

違う資格試験でも同じ分野の出題がある
筆者は複数の資格試験を受験して気づいたことがあります。
 
それは、全く異質と思われる資格でも「同じ知識が問われることがある」ということです。
資格試験の受験数を重ねるほどその場面が増えてきています。
 
同一問題の例
現在筆者が受験準備中の第三種電気主任技術者を例にとって説明します。
法規については、電線を引くという共通性から、第二種電気工事士電気通信主任技術者工事担任者と似たような法令が出題されています。
加えて電気主任技術者に対する規制は、宅建士や無線従事者に対する規制と類似点が多いです。
 
また、理論・電力・機械分野の変圧器の等価回路は、電気通信主任技術者の通信線路の等価回路や第一級陸上無線技術士の給電線の等価回路と瓜二つです。
電力資格・有線通信資格・無線資格・情報処理資格の基礎理論は、電気を扱う基本が同じなのは当然です。
公式なども過去の資格試験で知っているものが、そのまま使えます。
 
本家試験での地獄問題が分家試験では極楽問題に
同じ分野の問題でも、その分野の本家本元の試験で出題されるものの難易度は相当高く、別試験で引用される場合の難易度は低くなります。
筆者の経験で言えば、社会保険労務士試験(現状不合格)での社会保険問題は地獄のような難解さですが、FP1級(同)や生命保険募集人の試験での社会保険問題は簡単に正解できます。
 
同様に以下のようなケースがありました。
税理士試験(同)での国税徴収法を準用する電波法が航空無線通信士試験で出題。
宅建士で問われる地区計画が第一級陸上無線技術士試験で伝搬障害防止区域として出題。
第一級陸上無線技術士試験等で出題される無線LAN行政書士試験(同)で出題。
 
筆者にとってはいずれも左団扇で解答できる極楽問題となりました。
 
資格は取れば取るほど取りやすくなる
筆者は初めて受験する資格試験のテキストを読んでも、なんとなく知っていることが多くなってきました。
そうなると、理解も早まり試験準備期間も短縮できます。
また、試験の問題を解く場合も応用が利くようになりつつあります。
試験本番で過去問にないことが問われても、別資格の知識で対応できたこともありました。
一言で言えば、資格試験の相乗効果だと思います。
筆者が強調したいのは、資格は取れば取るほど取りやすくなるということです。
 

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