手ぬるい資格マニアの存在理由

ストレート合格実績70%の筆者が、資格などを解説します。

「わび資格」と「さび資格」

筆者は過去に30個程の資格を取得して来ました。
 
今回はその中から、わび資格・さび資格を選んでみたいと思います。
 
わび資格、さび資格とは
いずれも筆者の造語です。
わび資格とはワビシイ資格を、さび資格とは寂しい資格を指します。
ここでのワビシイは、試験に花が無く物さみしい様子ということにします。
同じく寂しいは、試験で人が少なくにぎわいを感じない様子ということです。
 
第一級陸上無線技術士は、わび資格
筆者受験時は男ばかりでした。
筆者が目にした受験者約2000人中女性は2名でした。
無線資格は99%男しか受けに来ないようです。
 
侘しさの極みですが、平日試験にもかかわらず受験者は多く、たいへんなにぎわいでした。
なので第一級陸上無線技術士資格は、わび資格ですがさび資格ではありません。
 
さび資格は中小企業組合士
筆者が受験した中で最もさびしかったのは、中小企業組合士という資格試験です。
中小企業組合士とは、中小企業等協同組合などの団体に関するコンサル資格です。
資格としては、かなりマイナーなので、筆者が受験した地方都市での受験者数は30名足らずでした。
 
知名度、受験者とも寂しい様子でした。
 
わびとさび両方を満たすのは認定電気工事従事者
認定電気工事従事者は、講習で取得しますので試験ではありません。
日曜日の午前、午後の講義を受けるだけで、終了試験も特になく取得できます。
都内での受講で、総勢200名程でした。
女性は講師も含め一人もいない完璧なわびしさ。
都内での講習で200名なら寂しさも十分です。
筆者は認定電気工事従事者を最高のわびさび資格に認定します。
 
わびさび資格は最も実用的な資格でした
認定電気工事従事者資格とは、高圧受電しているビルやマンションの低圧部分の電気工事をする時に必要となる資格です。
筆者は第二種電気工事士は取得していますが、この資格がないと自宅マンションのコンセントの交換もできません。
筆者としては数少ない使ったことがある資格です。
 
実用性が高い資格の為か講習当日の受講生も真剣そのものです。
20歳代の電気工事士資格保有者が中心で、またもや講習会場で筆者が最年長の模様でした。
講義の途中で内職をする輩がいるに違いないという筆者の考えは誤りでした。
そのような方は一人もいません。
日本は捨てたものではないと思えた資格でした。
 

にほんブログ村 資格ブログへ
にほんブログ村