手ぬるい資格マニアの存在理由

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モチベーション維持⑦~資格スクールは行かない~



資格取得のためのモチベーション維持方法第7回は、「資格スクールには行かない」です。


筆者はかつて、某地方の商工会議所主催の社労士受験セミナーに通ったことがあります。

資格スクールには行かないで、自宅で独学する方が、モチベーションが維持できるというのが、筆者の結論です。


1.時間の自由が利かない

筆者が参加したのは、平日夜1日と休日昼間の週2回のコースでした。

平日は、職場を早目に退出し、講義場所へ行きました。

仕事の都合で参加出来ない事も何回かあり、全分野を学習出来ず、ストレスを感じました。

また、仕事を切り上げなければならず、筆者のような勤務者には、最大の困難さが伴うことになり、勉強以外の部分に精力を奪われることになりました。


2.移動時間の無駄

自宅学習と比べ、講義場所への往復する時間が無駄です。

往復時間を娯楽や勉強に充てた方がモチベーションが上がります。

特に地方では、交通が不便な場合があり、ロスが大きいと思われます。


3.金銭上の負担

商工会議所主催とあって、良心的なお値段でしたが、セミナー代は7万円だったと記憶しています。
(テキスト代込み)

これだけの金額があれば、自分の気に入った基本書を購入し、受験料、交通費まで含めても、多数の資格試験が受けられます。

多くの資格取得の為には、このような支出をしていては、身が持ちません。

金銭を失えば、モチベーションも失います。

資格取得のための支出は、自己への「投資」ではなく、偉大な「消費」です。


4.ネットで代替できる

筆者が考えるスクールのメリットは、講師から専門用語の用法を聞くことができることと、質問ができることです。

専門用語は、そもそも読み方がわからないこともあり、講義で聴けるのは利点です。

しかし、最近はネットの動画で良質なものもあり、ほぼ代替できます。

質問についてもネット検索でカバーできます。


5.自分のペースを乱される

仕事をしながら、資格取得の勉強をするには、出来る時にはやり、出来ない時にはやらないのが、最も無理のない方法です。

自分のペースを守ることが、モチベーション維持には重要です。

以上の理由から、筆者は資格スクールには行かないことにしています。