手ぬるい資格マニアの存在理由

ストレート合格実績70%の筆者が、資格を解説します。

銀行業務検定試験2級攻略法

筆者は、30歳代までに銀行業務検定試験2級を5科目取得しています。
(法務・財務・証券※・税務・外国為替)

筆者のブログは、文系出身者の理系資格攻略法を中心に公開して来ました。

今回は、番外編として銀行業務検定2級5科目をまとめて掲示します。


1.勉強期間

試験申込みから試験日まで約2ヶ月です。

申し込んだら、テキストと問題集を購入し、手元に来たら勉強を始めれば丁度良いです。

休日に数時間の勉強時間を確保して、平日も5分でもするようにします。


2.テキストと問題集の購入と使用方法

検定協会が出しているテキスト(受験対策シリーズ)と問題解説集の両方を購入することを薦めます。

購入したら、それぞれの本で試験内容と出題方針が書かれている部分を熟読します。

特にテキストには、申込み回の重点項目が示唆されていることがあります。

問題解説も同様の視点にたって読むと良いと思われます。

次に過去問を1~2年眺めてみて、出題される論点(項目)を概ね把握します。


3.参考書の追加を検討

受験科目が自分の専門分野ならば、既に基本書などはお持ちでしょうから、それを参照すれば十分です。

専門外の科目の場合、既に受講した通信教育の教材や手元の参考書を総動員してみます。

出題項目に関し本がない場合は、その分野の参考書を追加購入します。

購入したら、斜め読みしておきます。(熟読する時間があれば別ですが。)

2級の場合は記述式ですので、本番では読書量が多いほど得点出来ます。


4.過去問を解いて見る

まず答えを見ずに解答してみます。

最初は全く書けないかもしれませんが、試験日に新傾向問題が出題されたら同じ状況になりますので、一旦は頑張ってみます。

しかし、時間を掛けずに直ぐ解答例をみて書き写します。


不明点はテキスト又は参考書の該当部分を探して読むようにします。

過去問を最低2回転します。
 
自己採点してみて、各問概ね8割得点出来るようになれば完成です。


5.科目別ワンポイント
 

法務  小六法は手形交換所規則まで載っているものが便利です。

財務  電卓は業務で使用しているものと同型機を購入すると楽です。

税務  年末頃書店に確定申告の手引の実用書が並びます。細かいこと全てが載っているので万全です。

証券  書店で債券や株式投資の入門書を探します。

外為  必要により貿易や為替相場などの専門書を探します。

以上ご参考になれば幸いです。
 
6.個人賞
 
合格すると合格証の紙片が貰えます。
 
但し、成績順が一桁の上のほうだと個人賞のメダルと色紙大の賞状が貰えます。
 
試験は合格することが目的ですが、余力があれば狙ってみるのも手です。
 
これは、目立つことができます。

 
※証券2級は現在廃止されてしまいました。
にほんブログ村 資格ブログへ
にほんブログ村