三密は密教の奥義
新型コロナ対策の要諦は、三密を避けることです。
ところが、どうも三密ってなんだっけと解り辛い気がしていました。
手持の電子辞書で三密を調べると、密教の奥義という趣旨が書かれています。
一部ネットで喧伝される「集・近・閉」(しゅう・きん・ぺい)を忌避せよ、の方が直感的にわかりやすい気がします。
基本再生産数
報道を見る限り、接触回避を算出する数式は単純です。
新型コロナの基本再生産数(1人の患者が何人に感染させるか)が2.5の場合、確かに60%超の人が免疫を取得すれば収束に向かうことは理解できます。
2.5×(1-z)<1…zは免疫のある人の割合
ここで、基本再生産数ですが「一人の感染者が普通に濃厚接触をしながら、治癒するか死亡するまでに何人に感染させるか」と筆者は理解しています。
どうやってこの数値を調べるのかわかりません。
基本の数字がズレたら、大幅に結果が変わると言えます。
奈良時代なら大仏を造営する
過去にも疫病が蔓延したことは何度もあり、奈良時代には大仏が造られ祈りが捧げられました。
現代では、感染症の原因がウイルスと判明していますので、集・近・閉を回避すれば良いと分かります。
但し、大仏のような公共事業を実施したら、景気は浮上したはずです。
現代では、国債と日銀という未来に残せる便利なものがあるわけですから、インフレ率2%に達するまでは、大規模な医療対策や公共投資を実施するのも手です。
当分の間セミナーは出来ない
国民が免疫を獲得するまでの間、接触を6割超回避すれば感染拡大を抑えることが可能な理屈は判ります。
再生産数が1を下回ったとしても、接触回避のため面前での研修やセミナーは、当分の間出来ないと思ったほうが良いようです。
診断士資格の更新の為の講習が受けられるのか心配になります。
当面は、新型コロナの資金繰り対策に尽力するのが先決ですが。
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