4月24日
日経の朝刊はツッコミどころが多すぎて、指摘が間に合いません。
アトランダムに解説してゆきます。
態度変更の日本総合研究所
「中小支援のスピードを上げるにはどうするか」「日本総合研究所の」「副理事長は、」「無利子・無担保融資を急ぐべきだとみる」
→日本総研は、平時に政府系金融は融資から機能を変更せよ、とか、業務縮小せよと主張していました。
臆面もなく良く言えたものです。
中小企業など、どうなってもよかったのでしょう。
今からでも遅くはありません。
改心して無償で中小企業の借入のコンサルをやるのも手です。
三菱UFJは本当に1日半なの
「本部で集中的に審査して迅速化」「新規融資の決裁までにかかる時間を」「1日半程度に半減した」
→よく読むと、融資が1日半で出るのではなく、審査時間なのですね。
融資までいつまでかかるか不明です。
それと本部集中化は、現場の支店に審査能力が乏しい時にする対策と似ています。
言わんこっちゃない
「融資口利き」「政府系金融機関から」の「融資をあっせんし」「高額の手数料を請求する手口」
→日経は先日の紙面で、無審査融資を望ましいものと礼賛していました。
筆者が指摘したように、日本公庫や信用保証協会が審査により不正をブロックしています。
診断士は金融機関を安心させる
ところで、資金繰りを助言し報酬を得るコンサルティングは、下手をすると金融機関から斡旋屋との誤解を受けかねません。
政府系金融機関を安心させるコンサルタントは、中小企業診断士が一番です。
診断士の肩書をフル活用して、中小企業と政府系金融機関の仲立ちをしたいものです。
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