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電験三種受験生が見た「京急、架線切れ」記事

京急線架線切れにより止まる
本日の日本経済新聞朝刊に、昨日発生した京浜急行の架線故障の記事がありました。
「吊架(ちょうか)線が切れて垂れ下がり、架線と接触してショート」したとのこと。
筆者はここまで読んで、そんな訳ないだろと異論を唱えたくなりました。
この記事はどうもおかしいと思ったからです。
 
筆者が理解する電車への給電
筆者のお絵かきで①は碍子(電気を通しません)、②吊架線、③トロリー線を表します。
変電所から電気が供給されるのは②吊架線です。
電車に電気を伝えるには、吊架線とトロリー線を接続(ショート)しているとしか考えられません。
吊架線が切れて接触しそうな「架線」は、③トロリー線しか無さそうです。
元々ショートしている吊架線がトロリー線にショート出来るでしょうか?
日経の記者は、どう理解されているのでしょう。
技術記事ばかりではない日経の不可解
筆者は文系出身で電気は専門外ですが、電験三種の資格取得を目指しています。
資格でなくとも多少電気を勉強している方なら、上記は小学生でも判る理屈かとおもいます。
筆者は長年日経を購読していますが、実は経済記事でも疑問が湧くことがあります。
過去10年を取っても、ハズレ記事が散見されます。
本ブログは資格ブログの為、その具体的内容は割愛させていただきますが、技術記事については十分調べて頂きたいものです。
 
真実を知る意味
同じ記事には、「火花を散らした」との記述もあります。
ならば、吊架線やトロリー線が、地絡(地面に電気が逃げること。漏電)したのかもしれません。
正しい事実が報道されれば、筆者の疑問も解消するし、資格試験の準備にもプラス材料となる可能性があります。
現状は不明のままなので、筆者はネット情報でフォローしたいと考えています。

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