手ぬるい資格マニアの存在理由

ストレート合格実績70%の筆者が、資格などを解説します。

資格マニアは知識の戦闘訓練を続けるひと

知識取得と資格取得との決定的な違い
生涯勉強を続けられる方がいらっしゃいます。
筆者は大変尊いことと思っています。
誰からの指図も受けることなく、とことん知識を究めることも可能でしょう。
知識を取得し続け、碩学の域に達する方もおられると思います。
取得した知識は仕事や人生で役立つでしょう。
 
一方筆者を含め資格マニアを自認するひとは決定的に違いが出ます。
それは資格試験で知識が試されることです。
資格試験は幾つ受けても、常に出題者および試験実施機関との勝負の要素が伴います。
勉強する知識は試される為のものであり、勉強する目的は試験で合格点を超すことです。
もしかしたら、試験に必要な知識は実務や実生活と離れているかも知れません。
しかしそれは問題とはなりません。
なぜなら、資格試験は知識を武器に「戦闘訓練」をする様なものと筆者は考えているからです。
 
合格の勝敗この一点にあり
資格試験では合格点に1点でも足りなければ不合格となり、何もしなかった人と同じ立場になります。
その場合でも勉強した知識はゼロではないはずですが、訓練に耐えなかったという意味で無価値です。
反対に満点以上の知識は、あっても試験で発揮することはできません。
そこまでしなくて良いということになります。
 
合格ラインを知り、自分の過去問正答率を知れば、百戦危うからず
資格が知識の戦闘訓練ならば、戦略や戦術が重要になってきます。
 
大抵の国家試験は合格ラインが6割です。
4割の問題を誤っても合格できます。
つまり、試験合格者の知識も完全ではないはずです。
 
また、自分の過去問正答率を把握して、合格点ギリギリを狙うのが最も効率的になります。
合格に変わりはないので、合格点を超過する知識は無駄とも言えます。
 
一見不完全で無駄な知識が意味を持つのは、訓練に打ち勝ったものだからだと筆者は考えています。
 
 

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