手ぬるい資格マニアの存在理由

ストレート合格実績70%の筆者が、資格を解説します。

職業訓練指導員(電子科)試験攻略法

筆者は平成29年1月15日に職業訓練指導員試験を受験し、一回で合格しました。
免状申請はまだしていませんが、試験攻略法を公開します。
 
今後受験される方のご参考になれば幸いです。
 
 
簡単に言うと職業訓練校などの講師となる為の資格です。
但し、試験合格以外にも免状申請のできる方法はある為、唯一のルートではありません。
筆者は、時間と費用を最小限にする為、完全独学で一発試験しか選択しません。
以下は、試験による取得を前提に記載します。
 
2.試験科目
大きく分けて職種ごとの実技・基礎学科・専攻学科と共通科目の指導方法の4科目の試験があります。
第一級陸上無線技術士の資格を持つ筆者の場合、実技・基礎・専攻の3科目が免除となり、指導方法のみ合格すれば、電子科の資格が与えられます。
 
試験案内(東京都)によると公認会計士2次試験合格、税理士試験合格、第一級総合無線通信士、測量士などの資格保有者は、同様に3科目の免除を受けられます。
 
しかし3科目の試験は実際のところ2職種の例外を除き行われていません。
なので、上記のような資格をまず取得することが必要です。
 
3.難易度
指導方法の試験は、易しいです。
国家資格の難易度をS、A、B、Cと筆者が区分するとしたら、Cレベルです。
(Cランクを上中下と分けるとC上)
公認会計士はS、第一級陸上無線技術士はAとなります。
よって、職業訓練指導員資格の難易度は、前提となる技能資格の難易度となります。
 
4.テキスト
一種類しかありません。
これです。
他の参考書は不要です。
 
5.過去問
問題が持ち帰り禁止なので、過去問がありません。
なので上記テキスト付属の練習問題しかないと思っていました。
ところが、ネット検索していたら、平成28年度の大阪府実施の過去問がヒットしました。
実際に受験した東京都の出題形式・難易度ともに似ていました。
東京都の問題は引き続き持ち帰り禁止のため、大阪府を参照されると良いと思います。
 
6.申込方法
筆者の過去記事をご覧ください。→こちら
 
7.対策方法
テキストをサラリと一読し、テキスト付属の練習問題を解き、正誤を記録します。
筆者の1回転した正答率は79%でした。
練習問題は実際の試験より易しいので、自分の弱点を見つけるために使うと良いと思います。
筆者の場合、テキストの労働法規部分を暗記する程度に読み返しておきました。
法令に関しては、テキスト本文中からしか出題されない気がしたからです。
 
次にネットで見つけた大阪府過去問を解きます。
70%の正答率でした。
合格ラインが60%ですから、筆者の経験上試験日前日で70%あれば試験対策を終了しても大丈夫です。
 
8.試験当日
試験開始前の説明で、筆記用具が鉛筆又はシャープペンと指定されました。
試験案内や受験票を読みましたが、どこにも書かれていません。
筆者は今まで数多くの試験に臨んで来ましたが、このようなことは他では経験していません。
 
試験問題は、大阪府過去問と同じ出題形式でした。
試験当日の詳細は→こちらです。
 
※攻略法のまとめ
・一陸技などの技能資格を取得しておくこと。
・テキストは所定の本を購入すること。
・テキスト付属の練習問題で弱点を把握すること。
・テキストの労働法規の本文数ページだけは暗記すること。
大阪府過去問で正答率70%以上を確認すること。
・筆記用具は、鉛筆かシャープペンを持参すること。
・試験申込および免状申請は役所の窓口に平日出頭すること。
 
資格のテンプレート 
筆者設定の難易度    CCCランク(指導方法の難易度)
同種資格の位置付    同種資格なし
筆者取得回の合格率 非公表
合格基準                60%
筆者の得点             不明
合格までの受験回数 1回
勉強期間                2ヵ月
使用テキスト数       1冊
使用過去問集数       0冊(ネットを使用)
試験日の曜日          土曜日
解答形式                記号記述式
 

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