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電気通信主任技術者試験攻略法



平成27年1月25日電気通信主任技術者(伝送交換)試験を受験し、一回で合格しました。

筆者の攻略法を公開します。

これから受験を検討されている方のご参考になれば幸いです。


1.筆者の取得目的

第一級陸上無線技術士の科目免除狙いで取得を目指しました。

準備を進める内に有線通信を理解する為に最適な資格だと気付きました。
※ご注意(令和4年6月12日追記)
筆者が取得後、現在までに試験制度が改正された模様です。
なので以下の記事は現行とそぐわない点があると思われます。
これから受験される方は、最新の情報をご確認くださいますよう、お願いします。


2.工事担任者を取得する

電気通信主任技術者は試験科目が4科目あります。
しかし、工事担任者保有していると1科目を免除することができます。
試験の負担が4分の3になりますので、まず工事担任者を取得することとしました。
工事担任者は、資格区分が細かく分かれていますが、全分野が学習出来るAIDD総合種を選択します。
詳細の攻略法は、別記事
工事担任者をご覧ください。


3.過去問集およびテキストを購入

過去問題集は、選択の余地がなく、日本理工出版会のものしかありません。

なぜか共通と専門に分かれていて、各6,000円(消費税別)します。

攻略の為には、買うしかありません。

受験3科目のうち、法規と設備は多少の選択の余地がありますが、専門科目は出版会のものを購入することになります。

これも4,000円くらいします。


4.専門科目を選択する

陸技を取得する為の受験ですから、無線を選択しました。

一番人気があるはデータ通信なので、一応テキストを買って読んでみました。

用語の意味すらわからぬ部分が多く、やはり止めておきました。

なお、筆者は第一級陸上特殊無線技士の資格は、取得済でした。


5.勉強法と手ごたえ

まずテキストを通読し、過去問を回しました。

といっても、筆者の通例により、過去問3年分を1回転しただけに終わりました。

最も手強いのは設備とされています。

一番時間を大目に配分は、しました。


後から考えると、事前に第二種電気工事士を取得して置いたことが、良かったように思われます。


3科目とも7割程度の正答率の状況で、試験日を迎えました。



6.試験当日

渋谷駅から会場まで、結構歩かされたことぐらいしか印象がありません。


7.結果

合格ラインは6割です。

自己採点では、
無線65%
設備60%
法規68%

スレスレで合格しました。

資格試験は、ギリギリで合格するのが最も効率的です。

しかし、試験準備の着手から、問題解答終了まで、一瞬でも気を抜いていたら、不合格に終わったはずです。


そう考えると、寒気がしました。
 
 
※攻略法のまとめ
工事担任者と第一級陸上特殊無線技士第二種電気工事士を取得しておくこと。
・テキストは、日本理工出版会のものを購入すること。
・専門科目は、自分の得意分野を選ぶこと。
・専門科目に選択しなくても、データ通信テキストは読んでおくこと。
・設備が難関の為、時間配分を厚くすること。
・過去問は3年分以上対策し、試験直前の正答率を7割以上とすること。
・一瞬たりとも気を抜かないこと。



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