半沢直樹最終回
ドラマ半沢直樹最終回が放映されました。
半沢直樹のセリフにこうありました。
「今この国は大きな危機に見舞われています…それでも人々は必死に今を耐え忍び、苦難に負けまいと歯をくいしばり、懸命に日々を過ごしている。」
絵空事のドラマではありますが、危機という言葉に現在の断片的真実が含まれています。
ドラマの構造
中小企業が銀行にイジメられ、銀行は官僚にイジメられ、官僚は政治家に従わされるという構造をベースとしています。
中小企業<銀行<官僚<政治家というパターンです。
これを中小企業を背景に持つ半沢が、銀行に入り込み、官僚を取り込み、政治家と対峙するという逆転を示したところに痛快さがあったと思います。
反対に政治家が善政を敷けば、政治→官僚→銀行→中小企業へ良い効果が波及する可能性を示したとも言えます。
これがドラマ制作者が主張する明るい未来なのでしょう。
実現してこその未来
ドラマ中の白井大臣、国税、開投銀、半沢、スパイラルに対応する現実社会の人々全てが、奮励努力することが重要です。
中小企業診断士としても、引き続き行動が必要に思われました。
普段虚構ばかり垂れ流しているTVメディアですが、巨大な伝播力は健在です。
この制作者の主張が特に若手の社会人に伝わる事を願いたいものです。
未来は若手に託されるものだからです。
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