コロナ後は新常態というより無常態
最近の日経誌面で新常態という言葉が目につきます。
この単語は、かつて中国共産党が8%を誇った経済成長の鈍化を糊塗する為に使用したと記憶しています。
新常態キャンペーンは、恰も中国共産党政府がコロナ後をコントロールする事が前提の言い方に聞こえます。
実際は、未だ決まっているわけではなく、無常と言うべきでしょう。
米国による損害賠償請求
武漢で発生した新型肺炎の感染拡大は、世界中に人的・物的損害を与えています。
米国大統領が主張する中国に重過失が有るならば、責任追及も当然です。
しかし、一党独裁の国家が容易に非を認めるとは思われません。
金銭での損害賠償で解決するのが現実的な解決だと思われます。
具体的には、国内の中国資産を差押えることになるのでしょう。
日銀もゴミを喰ってくれた
一方日経は今日の紙面で、米国FRBと同様、日銀も「堕天使」債を買取してくれたと債券関係者の安堵を報道しています。
「堕天使」とは、要するにジャンクに墜した債券のことです。
筆者はキリスト教の詳細を知りませんが、ネットで調べたところ、堕天使=悪魔と同じだそうです。
絶対神の下では、悪魔は滅ぼされるべきもののようです。
一神教と一党独裁の争い
いづれにしても、コロナ後に米国と中国の軋轢が予想されます。
その落ち着きどころを想定し、対策を練る必要があります。
米国が賠償を取って落ち着けるなら、上出来だと思います。
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