手ぬるい資格マニアの存在理由

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事業再生アドバイザー(TAA)受験して来ました

受験報告です 

筆者は今日令和4年秋期事業再生アドバイザー(TAA)を受験して来ました。
試験の様子や問題の感想、自己採点について報告させていただきます。
TAA試験は午後1:30からの2時間30分です。
この試験の受験目的は、ひとえに事業再生士補の受験資格を安価に得るためです。
 

過去問等の準備状況

銀行研修社の模擬問題集を一通り解きましたが、設問と解答解説がどうもしっくり来ませんでした。

設問のクセが気に掛かったうえ、効力を失った金融検査マニュアルの出題など、おかしいだろと反発してしまいます。

なのでテキストは処分してから試験会場へ出発しました。

 

試験場について

筆者の試験場は西巣鴨大正大学でした。
今年の中小企業診断士2次試験の会場だったようで、ネットでは見聞きしていましたが、行くのは初めてでした。
仏教系の大学であるらしく、中庭でお釈迦様の像が、会場入口でインドの若い高僧の像が迎えて下さいました。
正門も山門のような立派さです。

 

試験実施機関の不可思議と会場の様子

金融検定協会が実施する試験ですが、不親切さが目立ちました。

門から試験会場まで案内らしきものがなく、建物入口にも何ら説明が有りませんし、係員もいませんでした。

受付開始時間が試験開始時間の30分前というのも短かすぎる気がします。

会場の空調も受付時間には整っておらず、寒く感じました。

座席一覧表が会場入口になく、会場内の小さなホワイトボードに手書きのみ。

試験官も手際が良いとは言えず、右往左往している印象でした。

筆者が今まで受験した資格中、最悪の段取りと言って良いと思います。

合格発表日の説明が無いのも気に入りません。

 

それに加えて、同一の会場で7種の資格試験同時開催というのは、安直さを感じました。

事業再生アドバイザーの受験者は約40名に過ぎず、マイナー資格であることは否めません。

若手の金融マンが多数を占める会場で、TAAだけは筆者を含め老年と言って良い受験者が散見されました。

 

試験問題の感想

一方出題内容は、素直な良問が多く驚きました。
特に経営分析、企業診断、事業計画の問題は、趣旨を理解していれば確実に解ける計算問題揃いでした。
模擬問題集掲載の過去問とは、出題者が違うのでしょうか。
逆に基礎の理解がないと解らない問題ですので、誤答すると知識の欠如が明確化し、診断士資格を持つ者には情けないことになります。
金融検査マニュアルの出題もありましたが、あまり気にならない程度でした。
 
本試験問題を見るまでは、この資格は推奨しないとブログに書くつもりでしたが、基礎を固めるために推奨するに変更します。
 
しかし50問かつ5択で、問題を読むだけで疲弊しました。
いつもは試験時間最後まで粘るのですが、今日は気力と視力が続かず、終了30分前に退出しました。
 

自己採点

試験実施機関の正解発表はいつになるかわからず、まだ自己採点は未了です。
マイナー資格のせいか、5chでも解答例合戦が見当たりません。
受験後の楽しみの少ない資格ですね。
自己採点が済んだら、改めて報告させていただく予定です。
 

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