最近資格試験の受験料が相次いで値上げされています。
筆者が取得(一部認定)した資格の受験手数料につき、ここ数年の値上げ幅をまとめてみました。
現在金額を示し、( )内は値上がり額です。
(-)は値上げなしです。
超高額資格
電気通信主任技術者 18,700円(-)
中小企業診断士(2次) 17,800円 (+600円)
第一級陸上無線技術士 16,563円 (+2,601円)
中小企業診断士(1次) 14,500円 (+1,500円)
ビジネス実務法務検定1級 12,100円 (+1,900円)
結構高額な資格
第二種電気工事士 9,300円(-)
航空無線通信士 9,300円 (+238円)
第三級海上無線通信士 9,600円 (+738円)
工事担任者 8,700円 (-)
貸金業務取扱主任者 8,500円 (-)
英検2級 8,400円 (-1,300円)
宅地建物取引士 8,200円 (+1,200円)
銀行業務検定法務2級など 8,250円 (+1,770円)
普通資格
TOEIC 7,810円 (+2,085円)
ビジネス実務法務検定2級 7,700円 (+1,220円)
第三種電気主任技術者 7,700円(+2,850円)
応用情報技術者など 7,500円 (+1,800円)
良心的資格
日商簿記2級 4,720円 (+90円)
職業訓練指導員 3,100円(-)
測量士補 2,850円 (-)
日商簿記3級 2,850円 (+50円)
解説
高額資格ほど、また、人気資格ほど値上げ幅が大きい事が判ります。
元々高額だった第1級陸上無線技術士の値上げ幅は強気です。
筆者取得時に良心的お値段だった第三種電気主任技術者は、人気沸騰でかなり値上げされていました。
特筆すべきは、コロナ対応終了として値下げされた英検2級です。
値下げ後も結構お高いです。
最も良心的な値段改定は、日商簿記です。
50円〜90円の値上げは、さすが原価計算をしっかりされているように見えます。
全体として、かつて5,000円台で十分だった受験料は、7,000円〜9,000円が当たり前となりました。
資格マニアとしては、頭の痛い時代です。