難易度比較
購入したLEC「管理業務主任者マンション管理士合格テキスト2020年度版」に基づき、両資格を徹底比較してみます。
合格率(15年間平均):21.6%です。
これは筆者が保有する資格の中では、応用情報技術者試験22.7%(筆者取得年)に近いです。
一応難関資格の下限程度と言えそうです。
合格率(15年間平均):8.2%です。
これは筆者が保有する資格の中では、近いものが無く、応用情報と電験三種(18%程度の合格率の科目4科目を3年以内で取得)の間ぐらいです。
難関資格には違いありません。
資格条件比較
まず目を引くのは、マンション管理士の受験料の高さです。
マークシート方式で9,400円は、いただけません。
管業も含め、CBT方式にならないものでしょうか。
なお、管業の試験は、業界団体が実施していることがわかります。
加えて、管業は管理業者の必置資格のようです。
その他の項目は、非常に似ていますね。
ダブル受験したくなる気持ちもわからないでは無いです。
管理業務主任者試験は業者優遇
以上を分析すると、管業は管理業者の従業員を念頭に受験料を安く、合格率を高めにしていると考えられます。
マン管は、民間人のコンサル資格として、難易度を上げ、資格の価値を上げようとしているのではないでしょうか。
今回筆者の受験目的は、管理会社の不法行為に対抗するという目的ですので、管理業務主任者試験のみを受験することになります。