地方の診断士独学受験者のために
中小企業診断士試験では独学を推奨してきました。
その理由は、
①資格取得の効率が最も良いこと
②予備校のない地方の受験者の不安を軽減すること
③独学は都市と地方の格差がない方法であること
④地方で診断士が不足していること
⑤資格予備校には合格を遠ざける要素がある為
です。
筆者のツイートから、Twitter社の話題順に転載します。
( )はインプレッション数です。
自己紹介(183)
今更ですが、まず自己紹介として受験履歴です。
地方出身で全国転勤のある業種・現在東京在住です。
予備校に行ったら、こんな短期合格はしなかったことを保証します。
#中小企業診断士試験 履歴
— 手強かった診断士試験 (@tegowai_shindan) 2021年1月9日
診断士合格年:2018年
実務補習:15日間コース(東京)
登録年:2019年
勉強開始日:2018年5月26日
勉強方法:独学
模試:受けず
口述模擬面接:受けず
テキスト:1次 同友館クイックマスター7冊
2次 全ノウハウ(全知識は買ったが読まず)
資格業者:不使用
迅速・格安。
時間ロス(88)
週に1回の講義で最速合格出来る訳ないです。
所要時間は、
独学=テキスト読む+過去問 で済みますが、
予備校=テキスト読む+過去問+講義+通学時間 が掛かります。
講義だけ聴いて合格する人はいないと推定します。
結論として、予備校へ行っても独学しないと合格出来ません。
資格予備校は、時間を貯蓄しない。
— 手強かった診断士試験 (@tegowai_shindan) 2021年1月12日
独学ならテキスト読めば終わりだが、予備校は講義の時間が加わる。
おまけに教室までの往復時間を要する。
1科目を1週間で仕上げるコースは無いだろう。
合格するかも知れないが、先延ばしだ。
資金ロス(101)
診断士1年目がひよこ食いなら、受験生はタマゴ食いです。
自分の頭で予備校の「FLコスト」を分析することのほうが合格に近づけます。
独学との差は、講師の人件費を賄って設備・備品を購入してあげていることです。
資格予備校は金銭をロスする。
— 手強かった診断士試験 (@tegowai_shindan) 2021年1月12日
予備校の原価を分析すれば、テキストコストは僅少のはず。
ほとんどが人件費と設備償却費・事務経費であることは、診断士を志すなら判るはず。
テキストなら、ネットか書店で選べば格安。
有効率3%(124)
予備校に通って不合格者が合格者になる確率を合格者の話から推定しました。
多く見積もって効果は3%しかありません。
97%は元々合格する方か、予備校に行っても行かなくても不合格に終わる方です。
#中小企業診断士試験
— 手強かった診断士試験 (@tegowai_shindan) 2021年1月11日
合格者を見た感触では、資格予備校に通った人の半分は予備校が無くても受かるだろうという方だった。
合格率を6%と仮定して、予備校の有効性は3%程度と見たら良い。
つまり予備校は97%合否を覆せない。
コロナ対応(191)
危機に直面して、独学の真価がまた一つ判明しました。
自宅なら設備利用料が掛からない。
どんなに対策された予備校でも万全とは言い切れない。
行かないのが一番良い。
自宅で独学が最大のコロナ対策。
— 手強かった診断士試験 (@tegowai_shindan) 2021年1月8日
資格予備校は使わない。
模試も完全回避。
無答責(272)
予備校に限らず、資格業者は試験合格を約していません。
これでは合格するとは限りません。
合格は自分と約束して独学しましょう。
資格業者は、受講者が不合格でも責任を負わない。
— 手強かった診断士試験 (@tegowai_shindan) 2020年12月13日
#中小企業診断士試験