事業再起動
東京でも自粛していた中小企業が事業を再開してきました。
まだ自粛対象のはずの接待を伴う飲食店やパチンコ店も含め再起動が見られます。
固定費支払が続き、収入が無ければ、資金不足を生じるのが当然です。
持続化給付金や日本公庫の特別貸付が間に合わないと支払い遅延を起こしてしまいます。
補助金や借入金を当てにせずに資金繰りを癒す方法の一つは売上確保です。
現金商売の強み
事業さえ再開できれば、即資金繰りが改善する業態もあります。
いわゆる現金商売と言われる売上を現金回収する例えば立ち食いそば店のような業種です。
在庫の蕎麦粉を打ち、日々販売すれば、売上回収金が即資金量を増やします。
仕入れ代金決済は、末締め翌末払いとすれば、1ヶ月半は運転資金が湧出する楽な資金繰りです。
現金商売はこのような場合に強いです。
逆パターンだと再始動できない
反対の資金繰りパターンだと問題が生じます。
仕入れが現金払いで、売上回収が1ヶ月の売掛だと資金繰りはタイトです。
まず、1ヶ月半程度の運転資金を準備しないと資金不足で再始動出来ません。
現在業種によっては、この手の資金難が生じていることを念頭に置くべきです。
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