持続化給付金先行
雇用調整助成金の交付が遅れているようです。
申込の1割の給付実施に止まるとされ、そもそも書類が準備出来ず、申請を断念する企業もあるようです。
一方、ほぼ同時に出された施策の持続化給付金の方は、申込の3割まで進捗しているそうで、先行しています。
この差が何故生じているか、推定してみました。
社労士の牙城
社会保険の手続きは、かなり複雑で、手続きを委任しようとしたら社労士しかいません。
給付金の方は、中小企業診断士はじめとしたコンサルタントや、税理士などの士業の方に広く行われています。
平時から持続化補助金の激烈な採択競争が行われていたことも見逃せません。
社労士に普段から委託できる企業は少ないことが要因ではないでしょうか。
有利な制度ほど不可解なのが社保
社保は有利な制度ほど不可解だと筆者は思います。
国民に分かりやすくすると、制度間の差異が明確となり、苦情が殺到する為かと邪推しています。
社会保険料徴収は、国税と一本化して、気軽に税理士の先生に依頼できるようにした方が便利だと思います。
ついでに算定方式も簡略化してはどうでしょうか。
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