手ぬるい資格マニアの存在理由

ストレート合格実績70%の筆者が、資格を解説します。

診断士協会のメリットと意味がなかったこと

協会を退会

この度、中小企業診断士協会(東京)を退会することにしました。

去年入会時に支払った金額は、入会金3万円と年会費5万円を合計した8万円でした。

 1年目は、それなりのメリットがありましたが、今後の年会費負担は高すぎると判断したからです。

診断士として独立し、収入を上げている先生ならともかく、筆者は企業内診断士ですので、継続する動機が湧きません。

年会費5千円なら話は別ですが。

 

協会は海外転勤か出産以外は休会を認めず、退会するしかありません。

一度も着用の機会がなかった診断士バッジも返却せよとのこと。

バッジを同封の上、これから退会通知を発信する予定です。

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1年目のメリット

筆者にとっては、①診断士業界の掟を知る②同期合格者から聞くブログネタの宝庫③他の診断士団体の入口というメリットがありました。

 

大抵の業界においては、業界団体に加入すると実情がわかるものです。

東京協会はいくつかの支部に分かれていますが、自分の所属支部や他支部の会合や勉強会に出席し、感触を確かめました。

結果はつぎのとおりです。

A.企業内診断士ならまず加入は不要というか、むしろ疎まれていると感じることがあった

B.独立診断士でも加入する方法としない方法がある

但し、中小企業施策系の仕事を貰うには、加入必須と感じました。

 

筆者の最大のメリットは同期合格者と情報交換することで、ブログネタを収集できたことでした。

特に試験合格の手法や受験動機、受験回数、得点など生の正確な情報が得られたのがメリットです。

読者の方は筆者の体験ではなく、合格者の情報を広く知りたいのではないでしょうか。

聴取結果を分析して、いくつかのブログ記事にすることが出来ました。

 

協会に絡んで、別の診断士団体に首を突っ込んでみました。

最終的に2団体に参加継続することとしました。

年会費は、無料~3千円程度です。

これなら、企業内診断士でもメリットがあります。

色々なつながりが開けるのも協会の良さかも知れません。

意味がなかったこと

昨年は周年行事が帝国ホテルで開かれ、無料で参加できましたが、今年以降当面ないと思われます。

理論政策更新研修に1回参加しましたが、協会員でなくても申込できます。

本部と支部から毎月冊子が送付されましたが、あまり読みませんでした。

毎週のように来るメールは、ちょっと多すぎの感があります。

実務従事案件募集には、応募しませんでした。

診断士手帳を1年に1冊もらえますが、メルカリでは1,000円前後(送料込み)で出品されています。

中小企業診断士手帳 2023年版(スケジュール帳)

協会職員の方には先生と呼んでもらえますが、私にとっては恥ずかしいだけです。

全体としてベネフィットよりコストが大幅に上回ると言えます。

 

以上まとめると、企業内診断士を続ける限り、筆者には2年目以降協会は不要です。

 

 

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