診断士を取るべきか否か
コンサルを既に開始されている方が、診断士資格について質問されているのをネットで拝見しました。
今回はコンサルタントが診断士資格を持つ意味について、まとめてみました。
クリープのないコーヒー
診断士と関係なくコンサルをされている方は大勢おられます。
診断士は名称独占資格であり、コンサルをするために必要ではありません。
その昔「クリープを入れないコーヒーなんて」というCMがありました。
診断士はコーヒーに入れるパウダーみたいなものと考えれば良いと思います。
粉を入れてない人はパウダー入りを名乗れないだけのことになります。
味の違いは知識証明か
診断士は、少なくとも試験日時点で一定の知識を持っていたことを国が証明してくれています。
登録をするためには、最低限の実務補習が実務経験を経ているはずです。
しかし、資格なしの先生方で実力者は数多く、資格で知識が勝る保証はありません。
資格による知識証明の限界だと思います。
名を取るか否か
最終的には、名称に意味を見出すか否かの哲学の問題になって来ると思われます。
既に実をとっておられるコンサルの方は、資格は不要です。
実より名を取るならば、まず資格を取ることを先行するはずです。
名称を尊ぶなら、クリープをいれてからコーヒーを注ぐことになります。