手ぬるい資格マニアの存在理由

ストレート合格実績70%の筆者が、資格を解説します。

診断士ストレート狙いなら5年

これから診断士受験を検討される方へ
筆者は、49歳頃ぼんやりと中小企業診断士を目指し、54歳で取得しました。
診断士を狙うなら、5年後の合格を想定するのが良いと思います。
但し、5年後はストレート合格を計画してください。
 
今年受験することを決めている方は、どうかご容赦いただき、そのまま進めてください。
 
富士山ではなく、八ヶ岳
診断士試験は、範囲が広く、かつ1次と2次で対策の方向性が大きく異なります。
最初の4年間で滑走路を充分に滑走し、5年目で離陸し一気に高高度に達するよう計画してみます。
 
筆者がまずお勧めするのは、診断士以外の資格取得です。
最初から富士山に直登し一発登頂の見込のある方は、遠慮なく初年度から診断士を受験してください。
筆者はまず、高尾山から始め、丹沢を目指し、最終的にイメージしたのは八ヶ岳です。
八ヶ岳のどの峰が最終目標である診断士か不明なまま、登山を繰り返しました。
 
具体的には以下の資格を50歳以降で取得しています。
工事担任者(AIDD総合種)・電気通信主任技術者(伝送交換)・第三種電気主任技術者第二種電気工事士認定電気工事従事者・第一級陸上無線技術士・第一級海上無線通信士・第三級海上無線通信士航空無線通信士応用情報技術者基本情報技術者・情報セキュリティマネジメント・職業訓練指導員(電子科)・内部管理責任者・ビジネス実務法務検定準1級認定・測量士補
4年間継続させるためには、自分が好きな分野の資格を取得するのがコツです。
 
診断士受験前のお勧め資格
どの資格をとっても診断士と全く無関係ではありませんが、筆者は遠回りをし過ぎました。
40歳代までに取得したものを含め、一般的にお勧めできる資格は以下の通りです。
情報セキュリティマネジメント○
ITパスポート◎
日商簿記2級◎
日商簿記3級○
証券外務員1種◎
宅建士◎
中小企業組合士○
などです。
この他に筆者は取得していませんが、販売士や知的財産管理検定なども興味があれば良いと思われます。
 
頂上が近くに見えてくる
以上の資格の全部を取得しなくても、できる範囲でカバーすれば、合格ラインに近い位置まで到達できます。
八ヶ岳でいえば、一つの頂上に到達すれば、下界まで下山することなく、次の峰は容易に登れるはずです。
以上のように1次試験対策を実施しながら、2次準備を別に実施すれば、診断士申し込み時点で頂上は見えています。
2次の事前準備については、紙幅が尽きました。
機会があれば記事にしたいと思っています。